就活の話

今年の就活戦線はどうなのでしょうね。
今頑張っているのは現4年生ですね。

夢工房のメンバーは
日頃からFormula SAEで色々やってきているので
例年あまり苦戦しません。

就活向けのセミナーを受講したり
何かを準備したりという特別なことは全く無いです。

むしろこの時期は開発が佳境に入っています。
その合間にエントリーシートを書いたり履歴書書いたり
必要なことを淡々とやりながら
より強いチームにするために
より速いマシンを作るために
日々頑張っています。

彼らの就活は今年も早めに終わることでしょう。

それはそれとして

そもそも
就職試験はどうしたら合格するんだろう?
と考えていたとしたら戦略的に失敗かもしれません。

だって、狙っているのは合格がもらえることでしょう?
試験の結果で。
それ以上は狙ってないわけですよね。

いえね
今回何を言いたいかというと
何かをやるときのゴールを決めるというのは
意外と難しいものなのですよ
ということなのです。

技術的に難しいという意味ではないのです。

ついつい自分の今までの癖で
無意識に最低限の所にゴールを定めてしまう
ということなのです。
これが自分でコントロールできない。
そういう難しさです。

そもそも
合格狙ってるからダメなんですよ
って話です。

そりゃそうでしょう。

「僕は会社に入るため
必要最低限の努力をしたんです」
なんて人に魅力あるでしょうか。

それに
入社試験「合格」が最高のゴールなんだから
何かうまくいかなかったら「合格」に到達しないでしょう?

まだ続きがあります。
ここからが大事なところです。

仕事は言われたことをやるものだ
自分に課されたタスクを処理するのが仕事だ
って思ってますか?

確かに間違ってはいないかもしれませんが
それでは価値がゼロなんですよ。

言われたことをやるのって当たり前なんです。
なので、100%完遂しても
マイナスでは無いかもしれませんが
プラス側の価値は無いんです。

学校だと
テストで100点取ると最高の評価なのに
社会に出たら
言われたことをキッチリやってもゼロなんですよ。
「そんなの当たり前だろ」って。

就活で「合格」をゴールにしているのって
最低限なわけで
そういう姿勢って結構分かっちゃうと思います。
相手はプロですから。

じゃぁどうしたらいいのか?

言われてもいないことをやりましょうよ。
日頃から。

余計なこともやってみましょう。

迷ったら、まずやってみましょう。
しかも、すぐやりましょう!

選択肢があったら大変な方を取ってみましょう。

好きなことをガンガンやりましょう!
で、諦めないで続けましょう。

実はこれ
私が前職で心掛けていたことです。

別に言われたことが完璧にできたとは思っていませんでしたので
何か勝負できることないかな
と思って、こんなふうにやってました。

業務命令に従うレベルをブチ抜けろってことですよ。

こういうの、学生のうちから習慣化しておくと良いと思います。
やってると、そのうち楽しくなってきますから。

「どうしたらうまくいくんだろうなぁ~」
なんて悩んでいても楽しくなっては来ませんから。

ストイックで行こう!

突然ですが
私の家にはテレビがありません。
テレビがなくなってから20年以上経ちます。
恐らく30年近くなると思います。

最近はテレビを見ない人も増えていると思います。
情報はネットで掴めるし
映画だって見られますからね。
テレビが無くても不便ではないどころか
むしろネットからの情報の方が面白いかもしれませんね。

私がテレビを見なくなった理由は主に2つあります。

1つは
何らかの意図を込めた情報を一方的に送られて
それに対して無防備に受け止め続けるのに嫌気が差したからです。

例えば
流行に乗るなんてのは
価値の判断を他に委ねて無条件に迎合してしまっている気がして
自分自身で考えたり判断したりする機会を奪われているんだなぁ
なんて思ったのです。

ニュースに関してもしかりです。
単に事実を伝えてくれるのなら良いのでしょうが
全く意図を入れずに番組を作るなんて不可能です。
映像にテロップを入れて
アナウンサーの感情のこもった声色が加えられると
報道内容に対する個人的な判断はできないでしょう。
出来事に対してどんな判断をすべきかは
すでに決められてから発信されている。
そんなことを考えていたらゾッとしてしまいました。

皆がやっているから自分もやる
皆がそう思っているから自分もそう思う
これはどうなんだ!?
と思ったのです。

もう1つは
お笑いやバラエティ番組
いわゆる「面白い番組」が嫌になったことです。

その手の番組の多くは
人の欠点をあげつらい
揚げ足を取り
他と異なることを笑います。
特に差別的と言うほどのレベルではなかったにせよ
これを継続的に見ていると影響を受けてしまって
自分の基準が狂うぞ
と思ったのです。

反射的に他と同じことをやるようになってしまったら
他と違うことができなくなったら
致命的で取り返しが付かない。

見るのをやめて改めて気付きました。
テレビに膨大な時間を奪われていたんだな、と。
なんてもったいないことをしていたんだろうと思いました。

こんな考え方をしていたのは
当時の私がエンジニアで
刺激の多い職場にいて
そこで面白い仕事をしたかったからです。

他と同じことをする
ということに価値は無かったし
何よりそんなことをしたら面白くなりません。

なのでそのために何ができるかを考えて
やってみたのがテレビ断ちです。

その結果がどうなったかは良く分かりません。
それが日常になってしまっていて
今や比べようが無いからです。

でも、人と違うことをやることに対する抵抗感は減った気がします。

これらは私の個人的な考え方なので
みんなテレビ見ちゃダメだ!
なんてことが言いたくてこの記事を書いたのではありません。
見たい人は見れば良いのです。
ネット断ちでも良いのかもしれません。

ただ、なにかしら
どうしても執着したいことがあるなら
どうしても達成したいことがあるなら
不要と思う物を捨てて
ストイックにやるのは正解だと思います。

皆と同じことをしながら
皆と異なる成果を欲しがるなんて
おかしなことです。

こういうことの直接的な効果はともかく
それによって自信が付いたりしますし
何より重要なのは時間が手に入ることです。

時間は、お金を出しても手に入らない貴重なリソースです。
失うのは簡単ですが、絶対に戻ってきません。

後悔しないようににチャレンジしよう!
日々面白くなるように色々工夫してみよう!

面白くなってからチャレンジするなんてことはありえない
チャレンジするから面白くなるんだよ。

「こうしたい」で世界は決まる

考え方や思い
これらが行動に繋がるのは当然のこと。
それが強い思いであるならなおのこと。

そして
行動が何かしらの結果に繋がるのは当然です。
それが大きな努力であるならなおのこと。

なので
望む「結果」に対して「こうしたい」
と思うことで結果が決まる
という言い方もできるかと思います。

もっとも
どの程度の思いかで
結果が大きく変わってくるのは当然ですが。

人生は信じる通りになる
と言う人
世界は思い通りになる
と言う人もいます。
ある意味その通りと言えるでしょう。

でも中には

思っただけで世界が変わったら苦労しない
のようなことを言う人もいます。

精神論じゃ何も変わらない
とか。

こういう人の言うことは聞く必要はありません。
大抵そんなことを言うのは
やらないための言い訳だったり
他人にそれをやられると
自分の無力さや怠惰が露呈してしまうので
足を引っ張っているだけです。

何より
そういったネガティブな主張で
他に影響を与えようとすること自体
何の役にも立っていません。

何もそういう出来事があったので
腹を立ててこの記事を書いているわけではないのです。
周囲にそういう人はあまりいないので。
というわけで
ネガティブ方面はこのくらいにしておきましょう。

大事なのは
「こうしたい」
という思いの強さだという話です。

たった5文字のワードですが
これはビジョンの実現に対する欲求を表しているんですね。

人生は朝起きてから寝るまで
生まれてから死ぬまで
選択の連続です。

それぞれの選択において一々
「こうしたい」
という意思を入れ込んでいけば
それが行動に影響を与えていくので
何事もうまくいくでしょう。

何か勝負に賭けているのなら
「勝つために」
でもいいですね。

一々そんなことを繰り返していけば
徐々に着実に望むゴールに近付くのは当然です。

もう一回言いましょうか

当然です!

それこそ
それによって世界が変わっていくはずです。

自身、まだまだ未熟ではあるのですが
過去の経験からこんなふうに考えています。

結構思った通りになるもんだよ。

多くの人は、途中で「思う」ことをやめてしまうんですよね。
でも、君にはこんなふうに考えてやってみて欲しい。
在学期間の数年なんてあっという間です。
数年後には驚くような結果が待っているはずです。