「苦労したくない」という話の続きです。
この「苦労したくない」は、もちろん自分が。
そして「苦労」は、他のための労力に繋がっていくものです。
だって、誰のためにもならない労力って、そうそう無いでしょう。
つまり価値の提供ですね。仕事ってそういうことです。
この先が何となく見えてきましたか?
そう、「苦労したくない」は滅びの道です。
苦労したくない=価値を創造したくない
ということになると
仕事は最低限で良いんだよ
楽して金儲けしたいよ
というようなことになりかねません。
そんなのは個人の勝手だろう、と思いますか?
そんなことは無いですよ。
皆が最低限の価値しか生み出さなければ、我々の属する集合体は衰退します。
皆で価値のやりとりをしないと世の中は回らないのです。
というわけで、価値を創造して、相手に喜んでもらう。
その喜びによって、自分も喜ぶ。
というようなループを回し続ければハッピーな世の中になります。
そこに道徳とか良心とかが根源にあれば、価値はより高まるでしょう。
良いものを作る
なんてのは最たるものです。
この場合の「もの」は、物体限定ではありません。
情報でも何でも良いのです。
もちろん、多くがそれを望んでいるでしょう。
そう、良いものに対するニーズは不滅で巨大です。
ものを作り出す人、価値をクリエイトする人になるというのは、実に大きなポテンシャルを持っているということです。
もっともこれは、今に限ったことではありませんが。
多くが「苦労したくない」と思っているなら、それは残念なことです。
しかし、ものづくりを本気で追求するのであれば、大きなチャンスを握っているということなのですよ。
ただし、「言われたことをやる」とか「最低限で」という次元だと、あまりにライバルが多すぎるし、そのやり方ではニーズは最低限でしょう。
なので、好きなことをトコトンやるような、パッションで壁をぶち破るような方向に進むのであれば、実は今はチャンスなのです。
そこに気付いている人は少ない。