人はどこまで変われるのか

前回の記事では
本気でやるには好きなことをやる必要がある
と締めさせてもらいました。

やっていることを好きになるとか
そのために楽しくなるような工夫をしてもいいと思います。

とはいえ
なかなかそうもいかない人もいるでしょう。

「そんなふうにはやりたくない」
というなら仕方ないのですが
「そうしたいのだけどうまくいかない」
のであれば
何かを変える必要があるのでしょうね。

今まで
成長とは変わることだ
というのを今まで何回か記事にしました。

変化するチャレンジを楽しめる人がいたり
それらをできるだけ排除してやっていきたい人がいたり
2つの狭間で迷っている人がいたり

別にどちらが良いとか悪いとかではなくて
それぞれ役割が違うわけですが

その役割を変えたかったりすることもあるのではないでしょうか。

それがなかなかうまくいかないのであれば
たぶんそれは価値があることなのではないかな
と思っています。

だって、価値ってそういうものですから。

難しかったり面倒だったり
だからこそ価値があるのでしょう?

だからチャレンジする価値はあります。

人には持って生まれた特性みたいなものはあるでしょうけど
果たしてそれを変えられるのか
変えられるとしたらどこまで変われるのか

その辺も大変興味深いところです。

ひょっとしたら
頑張ってやってみた結果
ダメかもしれません。

ひょっとしたら
持って生まれた特性を活かしながら
変われるかもしれません。

ひょっとしたら
今の自分には不相応なことを望んでいるようでも
「変わりたい」
と望んだ時点で
実は自分が今思っているような特性を持っていたわけではなかった
ことに気付くかもしれません。

変化を望むなら
一度、思い切ってやってみましょう。

恐らく失うものはそれほどないどころか
結構得られるものがあったりするものですよ。

何より
やらずに後悔するよりは
100倍マシです。

本気でやるということ

何かを一所懸命やると
必ず何かを得られます。

夢工房でやっていることはチャレンジです。

これは
今までやったことがなかったことをやってみる
ということで
その対象が諸々のコンペティションなわけです。

コンペティションなら
自分がどれくらい頑張れていたのかが明確に分かります。

こと、ものづくり系のコンペティションとなると
知力やスキルはもちろん、メンタルやフィジカルなど
総合力が試されるわけで
色々な勝負の仕方があります。

その辺が面白いというか重要なところですね。

実際にやってみると
経験の無い者がやるのだから
立てた目標に対して
見積の甘さがあったりして
思い通りにいかないことは山ほど出てきます。

考えて、やってみて、結果を評価して
それを次のループにフィードバックして
諦めずにやり続ける
そんなふうにして彼らは成長していきます。

大抵は
本人は頑張って一所懸命やっているつもりでも
まだまだ限界から遠いところにいたりして…
というところからスタートします。

本人は本気でやっているつもりだったけど
実は本気じゃなかった

そんなことが起きるわけですが
そんなのは当然のことです。

だって、これまでは無理して疲弊しないように
いかに限界に近づかないか
というふうにやってきたわけで
多くが、かなり低いレベルにリミッターがセットされていると思います。

燃え尽き症候群がどうたら
とか言いますが

一度燃え尽きるところまでやってみたらいいと思います。
若いうちにやってみれば
限界点が見えるわけで
社会に出てから
どこまでいけるかが分かるでしょう。

学生のうちに
何度もチャレンジしてループをグルグル回す
というような経験ができれば
社会に出てから仕事を楽しめると思うのです。

ただ、大事なのは
学生が自らその領域に入っていくことです。
外力では無理です。

なので、好きなことをやる必要があるのです。

経験と想像力の重要性

今年はいよいよ学生の活動が本格的に再起動しそうな気配です。

夢工房では、以下の3つのイベントに参加予定です。
惑星探査機のイベントが9月にアメリカのネバダ州で
燃費競技のイベントが10月に栃木県の茂木で
レーシングカーのイベントが12月にオーストラリアのビクトリア州で

あら、9月のアメリカなんてすぐじゃないですか!

そうです。
もう飛行機から宿、レンタカーなど
全て予約済みで準備完了です。

こういうイベントに参加するに当たっては
往々にして直前が慌ただしくなるものですが

我々の場合は、ものを考えて作るところからやっているので
全ての工程のしわ寄せがイベント直前にやってきます。

本当は、そんな事態にならないように
計画を進めるべきなのですけどね
いかんせん学生の活動なので
色々やって、現実の厳しさを味わいながら進めるもので
どうしても土壇場で慌ただしくなりがちです。

特に今回はコロナ禍があったもので
なかなか厳しい状態です。

何が厳しいかって
”もの”が思った通りにできないのです。

欲しい品質、性能が
欲しい時期に間に合わなくなりがち
ということです。

何せ経験者が少ないのですね。
今の4年生は1年生の時にそこそこ経験があるのですが
3年生以下は実体験があまりに少ない。

我々のようなプロジェクト活動を進める場合
ゴールを考えて
到達のための計画を立てて
それに沿って進めるわけですが

そもそも当事者の経験が少ない場合
ゴールを決めても
そのために必要なことの見積りが立たないのです。
先の想像ができないのですね。

まず想像の範囲が狭い
そして思った通りにならない

だって経験が不十分なんだから当たり前です。

別にここで泣きを入れたいわけでも
言い訳をしたいわけでもなくて

こういう状態になって改めて
経験と想像力、そして風土の重要性を実感しています。

継続的に活動していると
ある程度の経験は自然と身に付いてしまうものですが

それは環境が保たれていたからこそ
自然と起きていることで

それが当たり前になっている状態で
風土が変化すると
重要性に気付けないのですね。

経験者にとっては当たり前なことでも
新人にとっては全く理解できない
そいれは当然です。

今までは部屋の風土がそれを支えていたのですが
経験者はそれに気付けなかったりします。

あと、想像力の重要性も
改めて実感したことの一つです。

チームとして未来に何を見ているかとか
各人が一つ一つの作業の先に何を想像しているかとか
そういうのって対面で経験を積んでおかないと
うまくいかないですね。

オンラインだと視覚的に提供できる情報が中心になるので
ビジョンとか想像力とか
頭の中でモヤモヤするようなことはカバーできないのですね。

これは大変勉強になりました。

コロナで大変になっていた時期は
オンラインで頑張っていて
それはそれで成果が上がっていたのですが
やはり対面じゃないとできないことはあるわけで
オンラインで代替ってわけにはいかないですね。

恐らく企業の皆さんもご苦労されていることと思います。
本当の苦労はこれからだと思いますが
頑張って下さい。