2023年オーストラリアツーリングに向けての話 その2

前回からの続きです。

レンタルバイク屋さんから、縦断ルートではバイクを貸せないとの連絡があり、ブリスベンかシドニーからメルボルンへの海沿いの快適なルートを勧めてくれたのだけど…

そもそも行きたいのは赤い荒野のアウトバックを貫くルートなわけです。
なので、将来の縦断に向けての参考になるルートにはできないかということで、内陸を調べてみたところ、「海から最も遠い町」エロマンガという場所を発見。
そこを経由してメルボルンに向かうルートを組み立てた結果、何と単純な縦断より長いルートになりました。縦断にエアーズロックを加えたほどではないけど。

アウトバックに入ったり出たりといった前回のルート

現地を走ったのは7日間で、総走行距離は約3,700km、1日の平均走行距離は530km弱といったところでした。

当初の希望通り縦断というわけにはいかなかったけど、乾燥している40度越えの環境を900kmほど走るとどうなるかなど、アウトバックの舗装路を走る経験はできました。
これで今後のオーストラリアツーリングでの限界の見極めと、プランニングのための基本的な経験はできたと思います。

このツーリングから帰国したのは2020年の1月です。その直後にコロナ騒ぎが起きて今日に至るのですが、実はその間にオーストラリア横断を企んでいて、飛行機やバイクの予約までしたものの、結局コロナは収まらずにキャンセルとなったのでした。

そして今年の夏に予定しているメルボルンからダーウィンまでのツーリング。
これをどんなふうに決めていったのか、それを自身でも改めて確認してみたいと思って記事にしてみました。

このルートでの距離は約4,300kmです。
ちなみに、ロサンゼルスからニューヨークまでのアメリカ大陸横断をすると約4,500kmです。

本当はアデレードからエアーズロックに寄ってダーウィンまでの3,600kmを予定していたのですが、アデレードのレンタルバイクの営業所が閉鎖してしまったそうで、メルボルンからの出発に変更したら700kmのプラスとなりました。
ちなみに、エアーズロックに寄らなければ500km短くなります。

前述の横断計画では、東のシドニーから西のパースまで横断してやろうと思っていたのです。そのルートは4,000kmなので、今回は図らずも横断より長い縦断ルートになったわけです。

今回の計画の実行までは半年ありますが、すでに全ての移動手段を確保済みです。
今年は旅行者の動きがかなりアクティブになると予想しています。うかうかしていると肝心なところの移動ができないなんてことにもなりかねません。
成田から台湾経由でメルボルンまでの往復の飛行機、バイクの手配、ダーウィンからメルボルンまでの国内線と、主要部分は全て予約完了。
8月のオーストラリアは、もっとも観光客が多いそうなので、宿の空き具合も気になるところではありますが、これはこれからボチボチ決めていきましょう。場合によっては行き当たりばったりになる可能性もあるのかな。

さて、オーストラリア大陸縦断はどんな感じでしょうか?
実はだいたい分かっているつもりでいます。

たぶんこうです。

これは前回のオーストラリアツーリングの写真ですが、きっとこんな感じに違いありません。

中央を上下に貫くスチュアート・ハイウェイには100~200kmの間隔で現れるロードハウス(ガソリンポンプがある食堂、宿が付随していることもある)や、時として小さな町。
他は、ずっと赤い荒野のはず。
給油も休憩も場所は限られているし、単調な道を延々と走るのも結構タフなのです。

実行は冬の8月なので、真夏の年末ほどは厳しいコンディションではないでしょうが、冬のオーストラリアは経験が無いので、一体どうなっているのか興味津々です。
南の方はもちろん寒いのでしょうけど、一体どの程度なのか?
北に向かえば熱帯の気候になるのだけど、移動に伴ってどのように変化していくのか?

現地にいられる時間も余裕があるわけではないので、単調でタフな移動を着実に繰り返す…変なツーリングだけど、こんな機会はそうそうありませんね。

一応、最後に言っておきますが、私の専門は自動車なわけで、こういった極端なコンディションでの移動は、もの凄く学ぶことが多いのです。

ChatGPTに思う ついに来たか?

最近、AIチャットボットの”ChatGPT”が話題になっていますね。
皆さん、試してみましたか?

小説やプログラムのソースコード作成など
結構凄いことができます。
大学のレポート作成なんかにも利用されて問題だとか。
検索エンジン各社も、このAIチャットボットのテクノロジーの獲得に躍起になっているようです。

なんだか良く分からない人はぜひ試してみましょう。
”ChatGPT”で検索すれば、情報は手に入ります…というほど大げさで難しいことじゃありません。
単なるテキストチャットで、相手がAIなだけです。

ちょっと試してみましたが、結構面白いですよ。
本当に色々なことに答えてくれます。
日本語で聞けば日本語で答えてくれますし。
でも、海外の情報について聞くと、時には英語で答えますね。

技術的なこととか、皆さんの趣味にまつわる諸々とか
それこそ哲学的なこととか
もう何でもです。

これ、インターネット上の情報をリソースとして、AIが最適な答えを構成するってことですよね。
私はその辺は素人なので、あまり詳しいことは分かりませんが。

多少のラグこそあれ、リアルタイムで返事を返してきます。
処理速度も凄いと思いますが、恐らく毎日莫大に増加していくネット上の情報を元に、どんどん賢くなっていくのではないでしょうか。

試しに、ちょっとレアなケースの自動車のメカニカルなトラブルの原因について聞いてみたのですが、なかなか適切な返答をしてきて驚きました。
日本語で聞いたら英語で返してきやがりましたが。
これは間違いなく使えます。

要は、すでにある情報を利用することに関しては、ムチャクチャ凄い能力を持っているわけです。世界規模の脳ミソを持ったロボットだと思って良いのでしょうね。

最近、実際にAIが弁護士の代わりをやるとかで問題になったとか何とか、というのも分かります。アメリカだったかな?弁護士会が大反対で、当事者を脅迫までしたとか何とか。

これ、産業革命の時と同じですね。
リボン織りだったか、靴下織りだったかの機械を作ったら、労働者が仕事を奪われることを恐れて、機械を壊して発明者を殺しちゃうとか。

自動車の初期の頃もありました。
イギリスの街中では、自動車は危険なものだから、赤い旗を持った先導車の後を着いてノロノロ走らなければならない「赤旗法」なんてのがありました。
これは自動車の台頭を恐れた馬車の組合の政治力によるものでした。

で、今回は便利なツールのご紹介というわけではなく、こういうのが登場するとどうなるかというのがちょっぴり見えてきましたよ。というお話しです。

冒頭に書いたように、大学のレポートとかプログラムのソースコードなんか楽勝なわけですから、これからは、そういうレベルの問題はジャンジャンAIにやらせればいいじゃん!という世界に突入することがほぼ確定ですね。

なので、単に言われたことを覚える・やるというのが学習ですよ、そういうのが上手にできるのが優秀なんですよ、という世界がついに終焉を迎える時が来たのかもしれません。

「AIなんてまだまだだよ」なんて言ってられませんよ。

「3Dプリンターなんて使えないよ」(実用性無いよ という意味)
と言っていた人が結構いましたが、今はどうでしょう?
バリバリ実用されています。

もちろん、AIにせよ、3Dプリンターにせよ、万能なわけではありません。
得意な領域と不得意な領域があります。

今回話題にしているAIについて言うなら、ヤツらはすでにある情報を元に適切な解を構成するのが得意なわけです。

ということは、その逆は苦手なんですね。
この世に無いもの。未来のこと。

つまりクリエイティビティを要することや、未来のゴールを設定することです。
あとは心に関することですね。
そういうものこそが人間の仕事になるはずです。

AIにできることは、どんどん高度化しつつ低コスト化していくでしょう。
そういう情報の入手や構成は簡単になっていって、価値が低下するということです。
でも、我々はそれを利用して、もう一歩先に進むことができます。
そして、マシンにできないことは希少化して価値が高まっていくのでしょうね。

それが嫌ならChatGPTと勝負してな!
ってとこですかね。

なんか見えてきたでしょう?



2023年オーストラリアツーリングに向けての話

毎日のネタが偏り過ぎな気がしますので、オーストラリア縦断ツーリングのネタでもいってみましょうか。
以前の投稿と内容の重複がありますが、今回は、以前のオーストラリアツーリングはどんな段取りで計画を進めたのかというところから、次回の計画までを何回かに分けてお話ししましょう。
実は自分のための備忘録だったりもするのですが。

思い返せば、そもそもオーストラリアをバイクで縦断したいと思いはじめたのは、2011年頃だったような気がします。
大陸横断なんて夢があるじゃないですか。

で、オーストラリア縦断といえば、南のアデレードから北のダーウィンを結ぶスチュアート・ハイウェイでしょう!
というわけで、いつかこのルートを走れないかな、と何年もチマチマ計画していました。
なんたって休みの日数は限られてますからね。行き当たりばったりとはいきません。

オーストラリアを立てに貫くスチュアート・ハイウェイで約3,000km

大陸縦断3,000kmというと、ちょと凄い距離のような気がしますが、何と我が国の九州南端の佐多岬から、北海道北端の宗谷岬までがほぼ同じ距離なのです。

最南端から最北端まで約3,000km
ちなみに私が住んでる埼玉県は、その真ん中だったりします

ちょっとビックリですが、まぁ距離だけで言うならそういうことになります。
とはいえ、日本はどこもかしこも人が住んでいるので、色んな意味で不便は無いのです。
対してオーストラリアは、衛星写真を見ても分かるように、人が住んでいるのは周辺の緑の部分で、アウトバックと呼ばれる中央部の砂漠地帯はほとんど人が住んでいませんし、環境も厳しい。
なかなかアドベンチャーな感じがするでしょう?
こういうのをやってみたかったのです。

ずいぶん長いこと企画を温めていたのですが、2019年に突然実行に移しました。
その年の年末に行って、年越しです。
なぜ急に思い立ったのか、その時の心境は覚えていません。そういうのにあまり拘らないたちなので。

まずはオーストラリアの往復の飛行機を予約をしたのですが、これは同年の7月末。
出発の5ヶ月前です。
ちなみに、マイレージを利用したので飛行機はタダみたいなものです。

なぜ飛行機から予約したかというと、バイクを予約しても現地に行けなければツーリングはできないからです。当たり前ですが。
最悪の場合、バイクが借りられなくてもレンタカーで動くという手もありますから。

で、飛行機の予約をしたということは、現地でどのように移動するかというプランが大方決まっていたわけです。
実はかなり前から、それこそこのプランを思い付いた2011年頃から暇なときにチマチマ調べてルート設計していたのです。
どこに宿があるとか、毎日何キロ走るとか、そんなことです。
何せ休日の日数には限りがありますので、その日数で実現可能かが最重要でした。

この時に押さえたのは、12月27日に成田発で、上海経由で28日にメルボルンに着く往路便と、1月5日にメルボルンを出て、同じく上海経由で1月6日に成田に着く便でした。

これでオーストラリア往復の便は確保できたので、直後にゴールのダーウィンからメルボルンへの国内便を押さえる前に、バイクの予約を入れました。

その3日後にバイクのレンタル会社から驚きの連絡が入ります。
この季節は北部が雨期で道路が寸断される可能性があるため、縦断ルートではバイクを貸せないとのこと。
そこから数日は、せめてエアーズロックの北のアリススプリングスまではどうか?とか交渉をしたのだけどダメでした。

慌てて計画変更です。

続く