ニュージーランド諸々

帰国して1週間経っちゃいましたが、ニュージーランドで見たものをまとめておきましょう。
クルマ中心ですが。

オークランドの空港で見かけた働くクルマ。
私も乗ってるハイラックスです。
ただし、こちらは二人乗りのシングルキャブ。空港スペシャルに架装してあります。

ニュージーランドのクルマ事情は、基本的に慣れ親しんだオーストラリアにかなり似通っています。
左側通行で右ハンドル。
ラウンドアバウト(日本で言うところの「ロータリー」)が結構あります。
ロードハンプ(スピードを抑制するための凸型)が住宅地だけで無く、たまにメインストリートにあったりして、道路の作りはオーストラリアより繊細な印象。
運転は総じて穏やかですね。
なので、レンタカーでも走りやすかったです。

日本から大量の中古車が輸入されているそうで、オークランドやウェリントンを見る限り、ヘタすると東京の都心よりも日本車が多いのではないかという雰囲気。

もちろん、自動車は自国生産が無いので、全て「外車」です。

トヨタ、ホンダをはじめ、マツダやスバル、三菱、スズキなど、日本メーカーは一通りある感じです。
トヨタはもちろん多いのですが、マツダとスバルは結構人気があるようです。

フォード、フォルクスワーゲン、ミニなども結構見ます。
EVで言うと、テスラとBYDですね。
でも、充電設備はあまり見かけなかったような…。

そうそう、ここでもピックアップトラックは結構走っています。オーストラリア並みか、ヘタするともっと多いかもしれません。
トヨタのハイラックスと、フォードのレンジャーは特に多いです。
もちろん、三菱やイスズ、数は少ないですが、メルセデスやBYDのピックアップトラックもいました。

バイクもいないことはないけど少ないです。
スクーターは見た覚えがありません。
どうやらバイクは総じて保険料が高いようですね。
その辺の事情はヨーロッパと似ているかな。

でも、こんなのは沢山います。
アプリで借りられる電動キックボードです。

街中や住宅地は路上駐車が多いです。
これはちゃんと駐車スペースがあるのですけどね。
オーストラリアのように、場所によって停められる時間が決まっていたりします。
住宅地の場合、自宅前の路上駐車スペースが路上にあり、時間無制限です。
ただし、他人の家の前のスペースに停めてはいけません。
下の画像は、宿泊場所付近の飲食店街です。
中国系の店が多いので、旧正月を祝っての電飾です。

どうでも良い話かもしれませんが、電柱です。
コンクリート製で、平面の中抜き構造です。
きっと年間通して風が強くない気候なのでしょう。
こういうの、気になっちゃうのですよね。

宿の駐車場で見かけたクルマ。
グラフィックがマオリっぽくてクールですね。
ニュージーランドは、そもそもマオリの島。
多様な文化を尊重するお国柄なので、こういうアイデアやデザインセンスが活きるのでしょうね。

そうそう、今回借りたレンタカーを紹介しておかねば。
三菱のASXというクルマです。
コンパクトなSUVで、内外装、装備、走行フィール含めて、若干チープな印象。
エンジンは1300~1500ccくらいなのかな?と思ったら、2000ccだったようです。
円が弱い現在、新車価格は日本円換算で300万円くらいになるのだけど、恐らく現地では、かなりお手頃なのではないでしょうか。

今回はこの辺で。
また何か気付いたら記事にします。

バイクの話 スズキ KATANA

スズキにはカタナというバイクがあります。
著名なデザイナーのハンス・ムートによるデザインで、最高に格好いいヤツです。
最初のモデルは1100ccで、1981年にデビュー。
詳しい内容はスズキのサイトWikipediaを見て下さい。
40年以上経った今見ても素晴らしいデザインだと思います

GSX1100S KATANA スズキのサイトより

この輸出仕様の1100ccは、デビュー当初は国内販売されず、どうしても乗りたいユーザーは逆輸入して乗っていました。
国内での上限の排気量は750ccだったからです。

そして翌年、日本国内で待望の750ccのカタナが発売されました。

GSX750S スズキのサイトより

が、国内で首を長くして待っていた人達はガッカリです。
上の写真と比べてみて下さい。

当時、1100カタナの何がセンセーショナルだったかというと、デザインはもちろんのこと、低いハンドルやウインドスクリーン、カウリング前方下部の黒いフィンなどの、他には見られない多くの「尖った」アイテムです。
しかし、750にはそれらがありませんでした。

とりわけ、上体が直立する高いハンドルにはガッカリです。
このハンドルのお陰で、跨がってハンドルを握ると、タンクに比べて低い位置にあるシートと低いハンドルによって、ライダーがタンクを抱え込んでバイクと合体するような、1100にあった変態的な一体感が得られないのです。
あまりにカッコ悪いので、これは「耕運機ハンドル」と呼ばれていました。

スズキのエンジニアも販売サイドも大変悩んだことと思います。
でも、1100の仕様では認可が下りなかったのでしょう。
何せ「刀」のデカールすら、「凶器を連想させる」ということで認可されなかったくらいですから。

そして当然ながら、国内の750ユーザーの多くは、1100のスクリーンやハンドルを装着して1100ルックにしていました。

しかし当時、それらは国内では車検が通らない状態でした。
なので、おまわりさんに捕まって、違反切符を切られる事態も発生。
その取り締まりは「刀狩り」と呼ばれました。

それから10年以上経って…

何と、私はカタナを手に入れました。
750カタナデビューの翌年の、フロントホイールが、19インチから16インチに変更された俗にS2とか2型と呼ばれるモデルです。
スクリーンと低いハンドルも装着されていました。その頃は認可されて純正装備だったのかな?
ともかく、激しくカッコよかった。
残念ながら、スズキのサイトには2型の画像がありませんでした。

さすがにデビューから10年以上も経過して、その頃はカタナ人気も過ぎ去っていたので、所有していた会社の先輩から、驚くほどの安値で入手しました。
「邪魔だから、頼むから引き取ってくれ」と。
ラッキーです。

乗ってみたら、重くて、遅くて、止まらない。
でも、良いのです。
カタナだから。

まぁ、しばらく乗った後に手放してしまうのですが、いまだに気になるバイクです。

そして時は流れて…

当研究室の卒業生は、数名がスズキの二輪車を開発しています。
以前、彼らに言ったことがあります。

「新しいカタナ開発してくれよ。買うから」

そして時は流れて2019年。

スズキから再びカタナが登場しました。
世界中のカタナファンは大騒ぎです。

KATANA スズキのサイトより

確かにカッコいいです。

しかし…

こ、これは耕運機ハンドルじゃないですか。
バイクとの変態的な一体感が無い。
そして恐らく、アフターマーケットのハンドルを買って装着すれば済む問題では無さそうです。
惜しい。実に惜しい。

でも、今の世代の人達は素直に受け入れられると思います。純粋にカッコいいですから。
きっと走りも良いはずです。

しかし、私と近い世代でカタナが好きな人は、この一点で入手を躊躇している人は多いと思います。

「カタナ買うよ」って言ってしまった卒業生には大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。
「ごめん、コレじゃないんだ…」という感じなのです。

次に期待して待ちましょう。

今やるべきこと 2

前回は、海外に出ることをお勧めしましたが、それに限らず
思い付いたらやってしまえ
と言いたい。

言葉の問題や、環境への適合などなど
心配になることは多々あると思うけど…

悩んで迷って考えていても、心配は消え去ることは無い。
一度考えてみて欲しい。
どれくらい真剣に、力いっぱい悩めば心配が解決するかを。

全く解決しません。
気持ちは分かるけど、時間の無駄です。

どんな結果になろうとも、将来役に立つことは間違いない、成長に必要な経験を積むのだ。
費用を要する旅行などでも、それは「死に金」ではない。

だから、まずはチケットを取ってしまえ。
細かいことはその後に考えても良いし、大抵はやってみれば分かること。

失敗することを心配していたら、いつになっても動けない。
どうせ完璧なんて無いのだ。

大事なのは、経験して、結果を改善していくこと。