エコラン全国大会 練習走行日

今日はツインリンクもてぎ改め
モビリティリゾートもてぎにて
エコランの全国大会の練習走行日でした。
地方大会は規模を縮小して実施されたりしていましたが
全国大会は実に3年ぶりです。

練習走行では、明日の決勝を前に、決勝と同じ距離を走って燃費を計測してもらえます。

夢工房からは自動車部が
手作りの50ccのマシンで大学生クラスとスーパーカブで二輪車クラスの2台で参戦です。
例年であれば、手作りのマシンは上級生チームと下級生チームの2台で行くのですが、今回は下級生チームの1台のみです。

結果は、大学生クラスがリッターあたり551.512kmで14位
二輪車クラスがリッターあたり145.713kmでしたが、0.003秒のタイムオーバー

ちょっと冴えない結果ですが、今回はほとんどが未経験者での参加ということを考えれば上出来…と言いたいところですが、それはライバル達も同様なのですよね。

やはりコロナ禍で上手くノウハウを継承できたチームが強いようです。

当チームのメンバーは、夜を徹して改善作業をするようなので、明日の結果に期待してください。

自動車部は夢工房で活動を開始して20年以上経ちます。
久々の全国大会では、懐かしい顔ぶれに出会えて良かったです。色々情報も得られましたし。
あと、卒業生達が就職先の企業からチラホラ参戦しているのも嬉しかったですね。

さてさて、明日のマシン、仕上がりはどうなるでしょうか。

乞うご期待!

それはそうと、今日は久々にオーバルトラックを歩いてみました。
大会はこのオーバルトラックで行われるので、走行前のコースウォークで。

ここではかつてアメリカのインディカーが走っていたことで有名ですが、東日本大震災を境にレースが行われなくなったのです。

理由はコレ

巨大な亀裂です。 
しかもそこらじゅうにあります。

こんなのができちゃうと、時速400キロ近くで走行するインディカーはレース不可能なのです。
コースの改修は無理だったのですね。

想いはブーストを掛ける

今日は、とある学生達と話をしました。

一人は留年している学生で
あわや2留か
という立ち位置だったのですが
急に気持ちのスイッチが切り替わり
将来の目標が明確化されて凄い勢いで頑張っている

もう一人は将来ロボットの開発をしたいのだけど
どうしたらいいか悩んでいる学生。
心の奥を掘り返していったら
どうやら凄くレベルの高い世界がゴールでした。

ゴールさえ決まってしまえば
そのためにやるべきことは明確化されるわけで
内的な動機ができます。

なので、そんな彼らはきっとうまくいくでしょう。

さてさて
彼らから頑張っているという話を聞いたりすると
こちらも元気になるわけです。

すると私は関わる多くの学生に対して
「彼らだって可能性はある」
という見方ができるようになって
前向きなアドバイスとか
チャンスをあげる
などの行動を取りやすくなります。

職務上、そういったことは分け隔てなく
状況にかかわらずに行うべきなのでしょうが
こちらも人間なので常に理想通りというわけにはいかず
どうしても気分や感情に左右されてしまいます。

高いモチベーションを持つ学生が周囲にもたらす影響は確実にあるわけで
そういう学生達を大事にしたいものですし
組織としては、それによる波及効果を重視すべきでしょう。

そのきっかけは、誰かが作らなければならないわけですが
それが問題だったりします。

学校に限らず、会社や部署内など
それこそ一国としても、どこでも同様ですが

停滞した雰囲気の中で(じゃなくても)
大きな夢を持った者が現れると

「できるわけないだろ」

なんて反応をする
いわゆる
「ドリームキラー」
が往々にして現れるもの。

だからこそ彼らは夢を口にできない。

でも、大きな夢にチャレンジするのであれば
結果がどうあれ(もちろんうまくいって欲しい)
本人は大きな成長を遂げるのだから
好きなように納得いくまでやらせてあげたらいいのですよ。

それが本人のためだし
周囲への波及効果を考えたら
そういう連中が多ければ多いほど
相乗効果でブーストが掛かって
環境は活性化します。

なので、大きな夢を持つチャレンジャーが
大口を叩ける風土を大切にしたいと思っているし
そんな連中の心を掘り起こしたいと日々思っています。

思いを伝えるべし

いきなり何を言ってるんだと。

いえね、物質的に恵まれた世の中になっているのに
心が汲々としてしまうことがあるでしょう?
これは一体何なのだ
というと
どうも我々が意識する領域が狭くなっていることが
原因じゃないかなんて思うのですよ。
分かりにくいですか。そうですね。

ストレートに言うと
他を思いやっていなくて
自分のことばかり考えている
なんてことが原因ではないかと。

というのも
人の悩みのほとんどは他人が関係しているわけなので
人間関係がうまくいかなければ
そりゃぁ汲々としちゃうでしょうに
ということなのです。

これはもちろん自分も含めてなのですが
情報でも何でも
受け身になってしまうと
相手の気持ちを考える
なんて機会が減ってくるのですよね。

そうでもない?
相手のことも考えてる?

だといいのですが。

そもそも相手のことを考えないから
コミュニケーション自体も減ってしまったり
コミュニケーションの質が低下してしまったり
評論家みたいに文句ばかり言っているとか

相手のことを考えているようで
実は相手から自分が傷つけられないように
とか予防線を張るとか
自分が得するようにとか
そんなことが腹の底にあったりして。

そんなことない?
であれば素晴らしいです。本当に。

私は時として
自分を振り返って
「あぁ、ゲスなことを考えてしまったわい」
なんて思うことがあって
反省することしきりなわけですよ。

さて、そんなことを考えたりしながら
どうしたらもっと人間関係が良くなって
価値観を共有する者同士が
健全に前に進んでいけるのだろうか
なんてことを考えるわけですが

やはり
夢と希望を持って
思いを他に伝える
そんなことをやるのが良いのだろうな
と思うのです。

もちろん、そんなのは伝わらないこともあったり
同じ価値観を持っていると思っていたら
微妙にずれていたり
なんてことは当然かと思うのですが

コミュニケーションを重ねながら
その辺をうまく調整していったりして
組織が力を合わせられるようにしないとイカンのでしょうね。

それがうまくできないと
組織力は発揮できないままで
個人の力で進むしかないでしょう。組織がですよ。
せっかく組織になっているのにね。

良い例を思い付いてしまったので
この状態を分かりやすく表現してみましょう。

飛行機や船で例えましょうか。

それらの多くはレシプロエンジン
つまりピストンで動く機関で
多くは多気筒エンジンを使っています。

最終的な出力軸にはプロペラが取り付けられていて
それによって推進力を発生させます。

多気筒エンジンは、各ピストンがちゃんと仕事をして
最終的に一本の出力軸にまとめられて
場合によっては複数あるプロペラが同じ方向を向いて
はじめて正常な推進力を得られるのですが

多気筒エンジンをバラして単気筒エンジンにして
それぞれが別々の出力軸とプロペラを持っていて
それが機体や船体に複数
しかもバラバラな方向を向いて
取り付けられていたらどうなるのでしょう。
まぁ考えるまでもないですが。

そんなんじゃうまくいかんのですが
機体、船体に搭載された
バラバラな方向を向いた様々なエンジンを
オンボード(乗船した状態で内側から)で
可否・良否を判断して
それで満足したいのだ
なんてことになっていたら
こりゃ大変です。

機体、船体全体の性能や向かう先を問わないのであれば
そもそもエンジンの存在意義は無いでしょう。

と、こんな説明をしてきましたが
分かりやすくするどころか
マニアックなワードで
ますます分かりにくくなってしまいましたか?
ムダに長いし。

そう。こんなふうに自己満足じゃダメなんですね。

まぁ結局言いたかったのは
デカいことをやりたかったら
組織でやるしかないわけで
そうなったら
皆で思いを伝えたりぶつけたり
そんなことが必要なんではないだろうか
ということなのですよ。

うまくいけば速度が上がって
ラム圧加給でブーストが掛かるかもしれませんよ。

とか、またまたマニアックで
ますます分かりにくいワードで終わりにしましょう。