夢はあるかい? その4

夢を追うなら早いうちが良いというお話し。

実現する可能性が100%であれば、それは夢とは呼ばないでしょうね。
じゃぁ、ゼロ%ならどうでしょう?
恐らく、そのレベルになると、夢がどうこうというより、興味が無い状態ですかね。

ゼロは極端ですが、どの程度実現する可能性があれば夢を追いたいと思うでしょうか。
まぁそもそも、具体的な数字で表せるものではないでしょうけどね。

やりたいことがあって
そのために必要なことが揃えば
結構なんとかなるものです。

というか
必要なことが揃えば
実現するのは当たり前なのですよ
という当たり前のことを言いたい。

必要なことは何かを考えて
それを手に入れるためにはどうしたらいいかを考えて
必要なことを実行する

それだけです。
超シンプル。

ですが、これはチャレンジなので、過程でうまくいかないことも多々あります。
なので、この時点での成果に対して最終的な評価をしてはいけません。
過程における失敗は、本当の失敗ではないから。
むしろ、必要な経験だと思っていいでしょう。

欲しいのは
過程で失敗しないこと
ではなく
最終的に成功(夢を実現)することです。

過程で失敗を経験しないことが成功ではありません。

チャレンジしながら必要なものを揃えていくのは手間がと時間が必要です。
そこには、やらないと分からないことが沢山含まれているからです。

考えることは必要です。
でも、考えても分からないことはあります。

やってみないと分からないことを
考えて何とかしようとするのは時間の浪費です。

なので、早く・速くアクションする必要があります。
時間というリソースは、我々には作ることができないから。

夢はあるかい? その3

今回は、叶えたい夢についてのお話しです。

将来、何になりたい?

「ケーキ屋さん!」

何で?

「だって、ケーキいっぱい食べられるから!」

子供の夢って、そういうものですよね。
でも、ケーキを食べるのと、ケーキを作って供給するのは全く違います。

ゲームで遊ぶのと、ゲームを作るのは違うし
レースを見て楽しむのと、レーシングマシンを作ったり運用するのは違います。

入り口はそれでも良いかもしれない。中には、そういうのが一本の道筋に乗っていて、そのまま突き進む人もいるから。
でも、サービスやプロダクトを享受する側と、創造して供給する側を勘違いしている場合もあります。

ゲームを凄く楽しめる人が、良いゲームクリエイターになれるわけではないし
レースを見るのが大好きな人が、良い開発者になれるわけではありません。

何を当たり前のことを言ってんだ?
と思いますか?
でも最近、仕事ってどういうものかということを考えていない学生は、意外と多いと思うんですよ。

仕事は好きなことをやるべきだと思うし
それを楽しめるなら最高だと思います。

でも、サービスを享受する消費側と、創造して供給する側を勘違いしてはいけません。

「言われたことをやるのが仕事でしょう?」
という勘違いも多いかも。
まぁ、そういう場合もあったりするでしょうけど、そりゃアルバイトでしょうが。

価値をつくり出して供給するのが仕事です。
どうせやるなら好きなことでそれができたら良いよね
ということであって

消費者が遊ぶようなことでお金がもらえたら良いよね
という話では無いのです。

それを理解した上で
「どうせなら好きなことで価値を創造したい」
と思うなら、ぜひそうするべきだと思います。

夢はあるかい? その2

そもそも「夢」ってなんだ?
という話もあります。

もちろん、ここで言いたいのは、寝てるときにみるヤツではないというのはご想像の通り。
将来叶えたい希望の方です。

この、「将来叶えたい希望」という意味での「夢」はあるかい?
ということについては、なんだかんだ言いながら、誰しも何かしら持っていると思ってはいるのではないかなとは思っています。
でも、実際のところはどうかというのは、正直なところよく分かりません。
だって、他人の心の中なんて見えませんから。

なので、「ある」とか「無い」とかではなく、「夢」に対してどのような捉え方をしているのかというのをいくつか書いてみましょう。

まず最初は
「夢」は追うべきものなのだろうか?
追ってもいいものなのだろうか?

そんな疑問は昔からあるでしょう。

就活が始まって、仕事選びの時に直面することの一つでもあるのではないかな。
「好きなことを仕事にするのはどうなのか?」と。

そんなのは好きに決めるべきことなのですが
なぜそこで悩むかというと
「夢を追ったら失敗しないだろうか?」
でしょう。

でも、好きなことを仕事にしようが、そうでなかろうが、仕事してたら大なり小なり失敗はするものですし、必ず壁にぶつかって、乗り越える必要が出てきます。

その時、自分が好きなことと、好きでないこと
どちらがパワフルに乗り越えようとするでしょうか?
まぁ、そんなことは聞くまでもないのですが。

「そこで壁を乗り越えられなかったらどうしよう?」

壁を乗り越えられるようになることが成長なわけだし、そもそも壁にぶつからないようにしたいなら、可能な限りレベルの低い容易な仕事を選ぶ必要があるわけで、最初からできると分かっていることをやることが面白いはずはありません。

で、面白くもない仕事を我慢しながら何十年もやるつもりですか?

とまぁ、これは極端な考え方ですが、就職を考える入り口のところでは良くある話ではないでしょうか。

大抵の仕事は、やりながら面白くしていくということもできるよね、というのが実際のところではありますが。

でも、夢を追う、面白い仕事を選んじゃって良いと思いますよ。
うまくいかなかろうが何だろうが、失うことはそれほど無いと思います。
少なくとも後悔することは無いでしょう。
実感としてそう思います。