船で韓国 出国

今日は船に乗って韓国に行きます。
特に韓国に用事があるわけではなく、単に船で国外へ行ってみたかったのです。
船で外国に行くなんてロマンがあるでしょう?

でも恐らく、現在日本から海外に行っている客船(クルーズ船除く)は、韓国行きしか無いのではないかな?
以前は、中国とかロシアとかにも行ってたらしいですが、現在、定期旅客フェリーは韓国行きのみだと思います。

お供は卒業生の梶山君。
羽田空港では、お師匠様の佐野先生と合流。
事前に航空会社から、「当日は大変混雑する見込み…」と連絡があったけど、それほどでもありませんでした。確かに人は多かったけど。

佐野先生には、この旅を思い付いたときに、急遽お声掛けして同行いただくことになりました。
電話したら
「ははは、面白いね。行こうか!」
と、即決。さすがです。
このフットワークの軽さ、決断の速さは見習わなければなりません。

羽田からは飛行機で関西国際空港へ移動。
ANAの便ですが、スターフライヤーのコードシェア便です。

関西国際空港から大阪南港国際ターミナルへは電車を利用。
この辺りは万博開催の影響で。さぞ混んでいるかと思ったけど、そうでもありませんでしたね。

フェリーターミナルでは、兵庫で勤務している卒業生の大橋君と合流。
当初は船に乗って海外に行くこと自体が目的だったので、到着した日の夜の便で帰国する予定だったのですが、この男のリクエストで現地1泊に変更しました。楽しめるといいね。

ここから乗船するのが釜山行きのパンスターミラクル号。韓国の会社です。
社名(ブランド名?)が「パンスタークルーズ」ですが、クルーズ船ではなくフェリーです。つまり貨客船です。

船は17時に出港、明日の10時に釜山到着予定。17時間の船旅です。
なんと、大洗から「さんふらわあ」で苫小牧に行くのと同程度の時間で着いてしまうのです。

フェリーとはいえ、新造船だし豪華です。
乗船後、ウェルカムドリンクを頂く大橋君。

そして船室に入ったら、あらビックリ!
今回は予約上の何かしらの都合があったらしく、無料でアップグレードされてました。
ロイヤルスイートルーム、バルコニー付き!
そしてなんと、スイートルーム宿泊者は別室での食事付き!

船内を探検してみましょう。
船のサイズは、まさにフェリーなので特別広大なわけではなく、色々と凝縮されています。
バーがあったり、免税店があったり、カジノやプールもあります。なかなか面白い船ですね。

船は定刻の午後5時より少々早く大阪南港を出港。

ロイヤルスイート宿泊者は、操舵室も見学できるのです。
なぜか梶山君と大橋君もいますが。
操舵輪を握るのは船長じゃなくて、漁船の船長さんみたいな人がこの船の船長さんでした。

船は瀬戸内海を通り、関門海峡を抜けて韓国の釜山へ。
途中、四国の花火も見えました。

明日の午前10時には釜山に着く予定です。

劇的な変化を起こせるか否か

現状から大きな変化を起こせるか否かこれは考えどころ。

そもそも、現状維持なんてあり得ない。
自分は歳を取るし、周囲も同様。
環境だって不変なものは無い。
そんな中で現状を保つなんてあり得ないのです。
いくら今の状態が気に入っていても、ダメなものはダメ。
その辺は腹を括りましょう。

では、どうするか?

極端なことを言うと…
変えるか
変えられるか
ですよ。

これは極端な表現で、「どちらか」なんてことは無いのですけど、「どちらかといえば」ってところですかね。

変えるか
ってのは、自発的に。内発的な動機で、ということです。

変えられるか
ってのは、もちろん環境によって、ということで、こちらは外発的な動機です。

さぁ、どちらがお好みでしょう?

「内発的」が良いに決まってるじゃん!
と言いたいところですが、そうでもないですよね。

で、キミはどっちだ?
「決める」というより、「明らかにする」ということなのですけどね。
早めに決めちゃえば、実行する時間が手に入ります。
まぁ、勇気や労力は必要でしょうけどね。

どうありたいか? で、どうするか

将来、どんなことができる人になりたいか?
それに即したことをやっていれば、きっと望む世界に行ける…かもね。
というお話しです。

これは自らの実体験をベースに考えていることなので、ある程度汎用性があるのではないかな、と思うのです。

振り返ってみると、バイクに乗って、クルマに乗って、レースも経験して、開発の仕事ができて、未来の開発者を育成している、というのが現状です。
そこから思うことです。

学生の頃は、決して優秀ではありませんでした。
勉強でトップクラスになったことは一度もありませんでしたから、これは間違いない。

そして、幼い頃から乗り物に興味を持っていました。
これも間違いない。

で、やはり周囲にはバイク好きとかクルマ好きとかいるわけですよ。
私が大学生の頃は、クルマかバイク乗ってないと存在が薄いってくらい、バイクブームで、クルマのチューニングブームでしたから。
そしてもちろん、もの凄く詳しいヤツとか、色んな経験を持っているヤツも山ほどいる。

そんな彼らを見ながら
「敵わねぇなぁ」
と思いつつ
「じゃぁ、自分には何ができるだろう」
なんて思いながら、色々やってました。
もちろん好きなことばかり。
アパートでは、バイクやクルマをバラしたり組んだり、サーキットにも入り浸ってました。

その頃、将来はクルマの開発をするのだ!と思っていたかというと、そんな具体的なことは思ってませんでしたね。
でも、何かしらバイクかクルマ関係の仕事をするのだ!とは思ってました。
そういう仕事って、もの凄く勉強できないとなれないと思ってましたから、周囲にいるもの凄く詳しいヤツとかを見て、「オレもクルマ好きだけど、そんなに色々覚えられねーなぁ」と思っていました。それが悩みでしたね。

とはいえ、できるだけのことをやろうとはしていました。
その「できるだけのこと」ってのがレースだったのですけど、今にして思えば正解でした。

勉強の線で優秀になるってのは、ライバルが多すぎるのですよ。
それに、その線でいくと優位性が得にくい。
だって、皆同じことを学んでいるのですから。

対して、レースをやるとどうなるか?
毎レース、勝つためにチマチマ工夫を継続して、「考えたら、やる。そして改善する」というループをグルグル回していく。
知っているだけではダメで、やってナンボなので、行動力は身に付きます。
それが性に合っていたのか、楽しかった。なのでやめられない。
チームワークやコミュニケーションがどれだけ身に付いたかは分からないけど、一人で勉強しているヤツよりはマシだったでしょう。

そして今、夢が叶ったかどうかというのは良く分かりませんが、恐らくかなり良い線いったのではないかと思うのです。
まだ終わってはいませんけどね。

自信があろうがなかろうが、好きなことに拘ってやり続けるってのは大事です。
これは絶対!