一応、最初に言っておきます。
戦争なんか無い方が良いに決まってます。
しかし、人の命がかかった最もシリアスな出来事の一つなのは間違いないわけで、そこで用いられた技術や考え方は活かすべきだと思っています。
と、わざわざそんなことを言うまでも無く、そんなのは常識です。
技術に善悪は無いからです。
包丁は、人の命を育む料理を作れるけど、命も奪える
そんなのは、よく言われることでしょう。
戦争だって、結局は何かを守るために他の命を奪うわけでしょう。
繰り返し言いますが、そんなの起きない方が良いに決まってます。
さらに言うなら、人類何度愚かなことを繰り返せば気が済むんだ、とも思います。
この辺は機会があれば別で取り上げましょう。
さて、では技術はどうか?
これはもう皆さんご存じの通り
自動車
航空機
鉄道車両
船舶
金属の加工技術は、刀剣や銃砲を作る中から生まれたものは多いでしょうし
ヘタすりゃ道路だって、ローマが広範囲な地域を支配するために高度な技術を使って作り出しましたし
インターネットをはじめとする通信技術や瞬間接着剤だって…
もちろん、ハードウェアにまつわる技術のみならず、戦略的な考え方も。色々なところに活かされています
数え上げたらキリがありません。
戦争にまつわる技術は、最先端で頂点です。
そこから学ぶものは大きい。
各地で戦争・紛争が起きる中、こんなことを言ってしまうのは不謹慎なのかもしれません。
ですが、多数の命が失われていく中で、我々はそこから何を学ぶのか?
それをどう活かすのか?
技術とともにある者は、その辺もよく考えるべきではないだろうか、と思うのです。
と、ここまで書いて思ったのは…
戦争・紛争に限らず、日常生活だって余計な波風が立たない方が良いのかもしれませんが、意見の相違とか、言い争いとか、そんなところから学べるものも結構あったりするのですよね。
なれ合いでヌルくやっているところからは、あまり学ぶものは無いし、それによって成長もしないものです。
何事もゼロヒャクや正解・不正解で考えるのではなく、多面性とかトレードオフとかも意識すると、色々見えてきたりするのですよね。
