開発とは

幸いなことに、多くの卒業生が開発者としてスクスク育ってくれています。

で、開発とはなんぞや。
辞書にはこうあります。

かい はつ 【開発】

1.森林や荒れ地などを切り開いて人間の生活に役立つようにすること。「宅地開発」

2.天然資源を活用して産業を興すこと。「電源開発」

3.潜在している才能などを引き出し伸ばすこと。「能力を開発する」→注入

4.新しいものを考え出し,実用化すること。「宇宙ロケットの開発」


夢工房に関係するのはもちろん4番目です。
「新しいものを考え出し,実用化する」

そう、新しいものを考え出して実用化するのです。

この場合の「考え出す」は、発明的なものでも良いですが、そうでなくても良いのです。
既存の技術を使っても良いわけで、むしろ多くの場合はそれらをどう使うかが勝負となります。

これ、いわゆる「アイデア」です。
開発にはアイデアが必要なのです。
だって、新しいものを作るのですから当然でしょう?

アイデアは、出したいと思わなければ出ませんし、それを必要とする環境にいなければ出ません。
「出したい」「必要だ」というのは感情ですね。気持ちです。さらに言うなら熱意です。
そして基本的に、知識が必要なのは言うまでもありません。
もちろん、知識は熱意が無ければ使いようがありません。
知ってるだけでは何も起きません。

というわけで、アイデアには熱意と知識の、それら両方が必要なのです。

知識は学校でも書籍でも、ネットでも得られるし、最近ならAIという強い味方がいますね。
そして、前もってることもできるし、必要になってから得ることもできる。

ただし、目的も無しに前もって知識の獲得を強制されるとイヤになる、つまり気持ちが萎えちゃったりします。
それが大問題だと思っています。

必要に応じて学ぶってのは、社会人が良くやるヤツです。
これが本当の学びで、一生続くヤツです。
ちなみにこれは、熱意とか責任感が無いとできません。

さて、では「熱意」はどうしましょう?
コイツをデッカく育てたいですね。
もちろん自分自身で。

根っ子にあるのは「やりたい」という気持ちですが、それを支える補強が必要です。

「きっと何とかなる」
そういった気持ちですね。
思い込みと言っても良いかもしれませんし、勘違いでも良いのです。

でも、我々の多くは幼少の頃に

「そんなことやって暇があったら…」
とか
「そんなのできるわけ無い」
とか
「そんなのは勉強ができなきゃ…」
とか
アドバイスという名の雑音によって思いを封印されたりしちゃうのです。

そしてそれらは諦める言い訳、やらない言い訳にも利用できるので大変便利だったりします。
果たしてその状態から熱意を爆発させることは可能なのでしょうか?

若いうちなら可能でしょう。
ただし、自分次第。

どうやって爆発させるかは人それぞれ。

結局、自分次第。
それこそ自由です。


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