私はこうしてクスリをやめた

今年もボチボチスギ花粉の季節がやってまいりました。
花粉症の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
紛らわしいタイトルで済みません。

私はスギ花粉症です。
いつから症状が出たのか全く覚えていませんが
ずいぶん昔からなのは間違いないです。

でも、ここしばらく
20年以上、薬を飲まずに過ごしています

薬飲むと眠くなったりするんですよね。
副作用がない薬なんてないでしょうから仕方ないんですが
仕事やレースに影響出ちゃうので何とかならないかな
と思って工夫してきました。
オフロードレースをやってたときは辛かった!
なにせ会場は山の中が多いんですよ。
当然、周囲は杉の木ばかり。
でも薬飲むと判断力が低下しちゃうので
困ったもんでした。

とはいえ
いざレースが始まると症状は治まることがほとんど。
アドレナリンのせいだったのかな?
もちろんレース後は体力が低下しているので
涙と鼻水とくしゃみで
より一層、悲惨な状態になります。

ちなみに以前
バイクで一時停止して
クラッチをミートして発進する瞬間に
くしゃみをして
エンストして
立ちゴケしたことあります。

そんなこんなで
何とか薬を飲まずに
特別な治療もせずに
症状を和らげて
あわよくば治してしまう方法はないものかと
色々工夫してきました。
ぶっちゃけ
自身で人体実験することを楽しんでた節がありますが(笑)

それほど特別なことをやっているわけではないと自分では思っているのですが
試したのは、ざっとこんな感じです。

まず最初に試してみたのはメンタル面
花粉症の症状が出ると
イライラしてたりしたんですが
そうすると何が起きるか?
そう
症状が悪化するんです。

ではどうしたか?

花粉症を許すことにしました。
「まぁ、しょうがねぇか」
「そもそもこんなに杉の木があるのも
我々人間様のせいだからね」
と。

メンタルを軽視してはいけません。
明らかに体調に影響ありますから。
ひょっとしたら
これが一番効果があったかもしれません。

次に食生活です。

糖分を必要以上に摂らない
おなかいっぱい食べず腹八分目にする
肉を必要以上に食べない
なんてことを試してました。

何か根拠があるのか
と言われたら…
まぁ思いつきなんですが。

あとはヨーグルト食べるとか。
これは結構やってる人いるんじゃないかな。

変わったところでは
オーストラリアの「ベジマイト」ですね。
これはパンに塗るスプレッドです。
ビールの絞りかすとか野菜エキスと岩塩で作られていて
ビール酵母とかビタミンBが豊富に含まれているそうです。
オーストラリアのソウルフードですが
癖が強いので
これを許容できる日本人は少ないかもしれません。

ケミカルの摂取を減らす
なんとこともやりました。

レースやってると
ガソリンの蒸気とか
パーツクリーナーとか
何かと有機溶剤とかケミカルに触れる機会があります。

なので日用品を見直しました。
ガソリンを使わないわけにはいきませんから。

まずシャンプーやボディソープなどの
液体の洗浄剤をやめました。
含まれる界面活性剤が体に悪いと思ったからです。
日用品メーカーの研究者も
シャンプーは体に悪いから
といって使わない人もいるそうです。

界面活性剤って、油と水が混ざるようにするケミカルですよね。
毛根から体内にケミカルが入るきっかけになると思います。
なので固形の石鹸を使うことにしました。
髪を洗うのも石鹸ということです。

面白いのは
はじめの1週間くらいはギシギシしますが
その後は全く問題なし。

どうやら
シャンプーの洗浄力は必要以上に強かったようです。

というように
結構地味なことやればいいんじゃん!
ということでした。
おかげでまぁまぁ好調です。
というか
年々症状が出なくなっている気がします。
気のせいかもしれませんが。

ハイ・パフォーマンス人間のつくりかた

ずいぶん以前に(ちょっぴり)話題になったことです
Googleが社内で調査をした結果

「どんな大学を出たか」は入社後のパフォーマンスと相関関係がない

ということが分かったそうです。
オー!ノー!!

これはどういうことでしょうか。
少なくとも
大学のブランドはパフォーマンスとは関係ないということですね。
学力も関係ない?
いやいや
ここで答えを急いではいけません。

では次

「これまでの人生で苦労をしたかどうか」

これがパフォーマンスと関係あったそうです。
苦労したり挫折したりしたことがある人たちが
社内でパフォーマンスを発揮していたそうです。

そりゃそうでしょう
困難に遭遇して
乗り越えるのには何が必要?
もちろん努力です
あとは工夫とか根気とか
パッションやポジティブな思考も忘れちゃいけません
で、乗り越えれば色んな経験が増えますね。

頑張った末に
乗り越えることができなくても
継続していけば
心は強くなるでしょう。

こういうのを総じて
成長
って言うんですよね。

人は苦労なしには成長できません。
というか
苦労こそが人を成長させる
といった方が良いかもしれません。

困難に遭遇したり
失敗した末に
「どうせ…」
とか言って
簡単に逃げたり諦めたりしちゃダメです。

たまにそういう人に対して
「あの人は人生を達観してる」
とか言ったりしますが
それ、使い方違いますね。
そういうのは達観してる人じゃなくて
残念な人です。

ほら
こういうこと考えてると
ピンチはチャンス
とか
かわいい子には旅をさせろ
とか
選択肢があったら大変な方を取れ
とか
凄く理解できませんか?

学生達を見ていると
こういうのは本当によく分かります。

デッカいチャレンジは大変です。
しかも
好きなことをやっているんだから
そうそう逃げるわけにはいきませんし
苦労を苦労と思わないこともある。

一口に苦労と言っても
知識や技術やスキルに関すること
人間関係に関すること
お金に関すること
数えだしたらキリがないです。

でも
そういう環境で頑張った学生達は
ものすごい成長を遂げます。

やってる本人達は
嵐の中でジタバタしているうちに卒業しちゃった
みたいな感じなのでしょうけど。
「4年なんて一瞬っす!」
ってみんな言うもんなぁ。

なので
そういうチャレンジをする機会があったら
なりふり構わず頑張ってみて欲しいのです。

もっとも
そういう姿勢じゃないとチャンスは見えませんが。
(視野に入っても気付かないということです)

高い目標を設定すると
「分相応にしとけ」
と言う人もいますが
そんなの気にしないでガンガン行って欲しいのです。

成功する保証はないけど
成長する保証はしますよ!

自由になるとハッピーになるか

昔は多様性が乏しくて
やるべきことが決められていたがために
その反動として
多くの人がが自由を求めたのではないかな
なんて思ったりすることがあります。

私が子供の頃は
今に比べて明らかに多様性がありませんでした。

でもそれは
選択肢が少ないがためにやるべきことが明確だった
という良さもあったのかもしれません。

さらに世代を遡っていくと
どのような違いがあるのか?
今も色々と調べていますが
興味深いところです。

多様性のなさは日本に限ったこと…ではありません。
アメリカだって、ヨーロッパだって
多少の違いこそあれ今と比べればそういう傾向だったでしょう。

多様性が無いがために
理想と現実のギャップが大きくて
それがパワーの源だったのかな。

今は明らかに多様性が増して
自由が与えられていると思います。
仕事を例にあげれば
別に会社に入らなくてもインターネットを使って仕事ができるし
それこそ国内に限った仕事じゃなくても良いわけです。

何も独創性のある仕事じゃなくても
今まで自分が目を向けていなかった業界を見てみれば
仕事はいくらでもある。
何をやっても良いはずです。

みんな自由にできる世の中になって良かったね!
と言いたいところだけど
いざ自由になると色々とありますね。

自由な選択は同時に責任を求められます。
別に法的な責任に限定した意味ではありませんが
自分の選択に対して出た結果に対して
責任を取るのは自分ですから。

そんなこともあって
皆が自由でハッピー!って感じではないのかな?
コロナ禍の影響はもちろんあるでしょうが。

それはともかく
時間の経過とともに
目に見える色々なものが進化してきたのでしょうが
それによって
我々皆が無条件にハッピーになるかと言ったら
決してそんなことは無いんだな
と思ったりしてます。

そもそも「進化」とか言いますが
それは何のためなんでしょうね。

我々人類はどこへ向かっているのか。
いやー、興味深いなぁ。