自己肯定感の構築

何かにチャレンジする時は
「いけるぞ!」
という感覚が必要ですね。
少なくとも
「やってみないと分からないから、やる!」
といった感じかな。

「ダメかも」
と思ってたらチャレンジになりません。

「やる!」
という感覚の根底には
「きっと何とかなる」
と、自分を信じる感覚が必要です。
自信ですね。

チャレンジする気もないのに
できる気になっちゃってるのは
自信とはいいません。
「勘違い」です。

さて、自信を持つには
さらに前段に必要なことがあります。

自己肯定感です。
自分の存在や価値を肯定できる感覚ですね。
これを持っているのが一番健全です。

ですが、この自己肯定感を持つためにはどうしたら良いか
これが問題なのです。

普通は、こういう感覚を持つチャンスが無いのではないでしょうか。
内発的にそういう気持ちは湧いてくるものでしょうか。
育ってきた環境によるのかもしれませんね。

私などは、子供の頃から出来が悪くて
余計なことばかりして怒られてきたクチなので
あまり自己肯定感が強くないと思っています。
むしろコンプレックスをバネにしてきたタイプです。
いや、そうも言い切れないかな。
コンプレックスをバネにして
真っ向勝負する感じではないかもしれません。
ダメなものがあったら
それを何とかしようとせずに
別なことでカバーできないかな?
とかやるタイプですね。

なので、昔から変なことをやって驚かれることはありましたが
ストレートに褒められるようなタイプではないと思います。
これって、いわゆる実力派ではないですね。
なんてことだ。今頃気付いてしまいましたよ。

なので、自己肯定感を持っているか?
と聞かれても、素直に「はい」と言えません。
ちょっとねじ曲がっているのかもしれませんね。

さてさて
何とかこの自己肯定感を高めたいところですが
何が効くでしょうか。

まず挙げられるのは感謝されることでしょうか。

他から自分の良いところを教えてもらうことも良いですね。
これも感謝と同様で
他人が自分に対して価値を感じているということですから。

この辺は間違いないでしょう。

では、感謝されましょう!
良いところを教えてもらいましょう!
ったって無理そうですよね。
ジャイアンならイケるか?
あ、だからジャイアンは自信満々なんですね。

これ、方法があります。
やってみる気ありますか?

あなたが他に感謝したり
褒めたりするんですよ。
それをやりまくってください。

他に対してやろうとしないことを
欲しがるなんて虫が良いですよ。
世の中ギブアンドテイクです。

お店に行ったら、お客のあなたが
「ありがとうございます!」
って言うんです。
外食して、美味しかったら
「これ、うまいですね~!」
って言うんです。

そうやって周囲を喜ばせましょう。
そのうちきっとあなたに何かが返ってきますよ。

難しくないでしょう?

これ、嘘だと思うなら
自分の周囲を見てみてください。

他に感謝を伝えることができる人の方が
自己肯定感が強い生き方をしていませんか?
自信を持っていそうではないですか?
ジャイアンぽいか?ってことではないですよ。

ちなみに、美味しいもの食べて
「クッソうまい!」
とか言っちゃダメです。
そんな言葉使ったら、本当の料理人なら喜びません。
それに、あなたの人生がクソみたいになります。

そんなことないだろうって?
なりますよ。
あなたの発した言葉にふさわしいように
あなたは成長していくんですから
言葉の通りになります。

なのでネガティブなワードには気を付けましょう。
ポジティブワードで行きましょう!

夢工房では、技術的な知識や経験だけでは不十分で
チャレンジするスピリットがなければ
話にならないと思っています。

でも、そのスピリットを得るには
自己肯定感が必要だ
というところまで遡ってきました。

これはチームで取り組めば
メンバー相互の相乗効果で良くなっていくはずです。
こんなことも日々工夫しています。

技術は人なり
です。

さよならLINE

世の中便利になってきてますし
これからもまだまだ便利になる
のかな?

ショッピングモールのような大店舗は珍しくなくなって
地方の商店は閉まる。
大きい会社は
無人倉庫だ
セルフレジだ
と。

そしてコロナ禍が
さらに追い打ちを掛けています。

色々便利になって
無人化して
集約されて
人員削減、コスト削減による利益は増大するでしょうけど
利益を獲得するのは誰でしょう?
経営者ですね。
あとはシステムの開発者とか、製造に関わる人かな。

仕事を失う人も多いけど
増えている仕事はなんだろう?

「仕事が無くなっても、ものが安いからいいじゃん!」
とはならんですよね。

どんどんこういう方向に行くとどうなるのでしょうね。

地方の過疎化、高齢化による限界集落…

何も危機感を煽りたいわけではないのですが
こういったことからこれからの方向性が見えないかな
とか考えてました。

もちろん、自分が何かの役に立てないかな
と思っています。

で、そんな妄想を展開しているときに
あるきっかけがあって
「そうだ、LINEやめよう!」
と思って、アカウント削除しました。

あー、前振りが長い(笑)

LINEは、コロナ禍が始まって
学生とのコミュニケーションを取るために使い始めました。
でも、今日やめました。
状況もだいぶ落ち着いてきたので、もういいでしょう。

LINEは便利なツールです。
でも、コイツのトレードオフにはもう付き合いきれません。

トレードオフで手放していたのは時間です。

最も貴重なリソースをダダ漏れにしていました。
それはある程度分かっていたけど仕方なかったんですね。
でも、もういいかな。

LINE、うるさすぎるんですよ。
色んなレベルの連絡が
あらゆるタイミングで入ってくる。

そこが便利なところなのでしょうけど
一々心を乱されて
ものごとに集中できる時間が激減していました。

軽くコミュニケーションが取れるというのは便利な反面
どうでも良いことがたくさん起きるわけで
そんなことのために貴重なリソースを消費したくない
というか、私はそんなに能力高くないから
できるだけ大事なものに集中したいのですよ。

これ、クリエイティブなことをしようとしている時には致命的ですよ。
自分の時間とパワーが細切れになっちゃう。

こんなの日本中で標準ツールみたいに使われているんですから
ちょっと心配になります。

うまく使っている人もいるのでしょうけど
全体で見たら生産性はどうなんでしょうね?

あなたはLINEやめられますか?

もしやめられたなら
ぜひ感想を聞かせて欲しいものです。

そうなって当然…な状況を作れば良いのだ

バイクはハンドルを切って曲がるのではないですよ
というお話をしました。

どうするかというのは
人によってイメージが違うと思うのですが
私の場合は
曲がるために
バイクが曲がる状況を作ってあげて
そこへ導く
というような感じで捉えています。

バイクが曲がりたくなるようにしてあげる
みたいな感じですかね。

クルマは
ハンドル切って
えいっ!
って感じかもしれませんが
ちゃんと曲がるためには
ある程度の条件が必要です。
各輪にちゃんと荷重が掛かっているとか。

乗っている人は
自分で曲げてる
って思うかもしれませんが
それは曲がる状況を作っているだけ
という言い方もできるかと思います。

バイクは200kg超えてきますし
ものによっては300kg超え
クルマも同様ですよね。
1トン超えとかって話ですから。

これを人力で何とかしようったって
そうそううまくいきませんよ。

なので、思ったように動く状況を作っているだけ。

学習も一緒だと思うのです。

目的があって
知りたいとか、やりたいと思う
その状況があるからこそ
入ってくるわけで

そういうの無しで
知識のみを得るって
実は難しいこと
というか
無理があると思うんですよ。

中には理由無しで学べるとか
学びそのものが楽しいとか
そういった人もいるとは思いますが
恐らく大多数はそんなことはないでしょう。

学生と仕事の話をすると
「収入が…」
という話になったりしますけど
「金くれ~!金くれ~!」
といっている人にあげる人はいないわけで
そんなにお金が欲しいなら
お金が入ってくる価値と仕組みを作りなさいよ
そういう状況を作りなさいよ
という話です。

チームで何かをしているときも同様で
リーダーが
「こうしろ!」
と言っても限界があって
メンバー各人が共通の方向を向いて
「こうしたい!」
となるような状況が必要です。

状況状況言いましたが
その状況を作る元は
感情ですね。

バイクに乗ってて
「曲がるのかな~?」
なんて思ってたら
曲がるための状況は作れません。

「曲がる!」
と思うからこそ作れるのです。

結局、精神論なのか?
そうかもね。