学生を管理する側は、問題が発生することを嫌がります。
なので、できるだけ問題が起きないように努力します。
当然ながら、学生は問題に直面する機会は最低限になります。
そして、問題に対する印象は良くありません。
問題に対峙した経験が少ないと、いざ事が起きたときに思考停止したりします。
当然ですが、ここで言う「問題」とは、テストの問題ではありません。
まぁ、学生にとっては、そっちも重要でしょうけど。
でも、問題を解決するのは重要なことです。
ここで言いたい「問題」は、自分が為すべきこと、為したいことに対する障害や不足です。
チャレンジの結果として発生したりするものです。
チャレンジの結果、問題が起きると、心がネガティブ側に振れてしまう?
ビギナーならありがちかもしれませんね。
しかし、問題が見えたこと自体が収穫なのです。
問題を解決すると、間違いなく改善するのですから。
問題が見えたということは、チャレンジできたということでもあります。
さらに、問題に向き合っていると言うことは、解決する意思があるということですし、解決する度に成長できるのですから、得したとも言えます。
開発職に限らず、仕事をしていれば何かしら問題は起きます。
問題を解決した経験があれば、その時必ず役に立ちますし、自分の存在価値が確立されるのはそんな時です。
面倒だけど、面倒だからこそ価値があるのです。
なので、価値観が問題に対する向き合い方と結果を決めると言っても良いかもしれません。
というわけで、問題は決して悪いことではありませんよ。
というのが今回言いたかったことです。
でも
そもそも問題が起きない方法はないのか?
という考え方も大事ですけどね。かなり。
