良いプロセスを作るには

今年の夢工房は、色々と試練というか困難があって「どう考えて何をするとうまくいかないか」というセットの経験と理解ができて、その原因が明らかになってきています。
まるでエジソンのフィラメント実験です。

これを元に現在は再起動のチャレンジをしている最中ですので、まだ明らかなことを言うのは早いのかもしれませんが、現時点で分かったことの一部を明らかにしてみましょう。

受け身で、失敗したくない
それが「普通」になっていて、それを追求することがまさに普通となっている。それが習慣になっていて、意識の表層に上ってはいないからこそ厄介で手強い
プロセスを変えずに、異なる成果を得たい
多くが取る標準的なプロセスを推進することにより、優れた成果を得たい(普通のことをやって普通じゃ無い成果を欲しいという妄想)

結果として
最小限で最低限にしたい
それによって最高の成果を得たい
そんなふうに行動しがち。

訳分からないでしょう?
強大な矛盾を抱えていますよね。

でもこれが、最近の良い子を作る環境の結果ではないだろうかと思います。
こんなふうにリスクを避けて、何をするかが想像が付く範囲で動くように訓練すれば、周囲は安心していられるでしょう。

でも、そんなやり方をしていったら、未来は面白くならないし、恐らく行動原理は安心の追求になります。

「安心の追求」って、一見良さそうでしょう?
とんでもないですよ。

だって、安心を追求しているときの立ち位置って、安心じゃないわけですから。
すでに安心なら、安心を求める必要なんて無いでしょう?
だから、立ち位置は常に安心の手前になります。

安心の手前って「ダメな状態」ってことです。

さて、これで十分かどうかは分かりませんが、ここまで分かったら大収穫!
後は対策を打つだけです。
というか、思い付いたことから試していけば良いのです。
どうせやってみたいと分からない事だから。
まぁ、試すのは彼ら自身ですけどね。

その他にも色々あるのかもしれませんが、そんなのはやりながら考えて試せば良いだけのこと。

幸いなのは、彼らは高いゴールを持っていることです。
あとはそれを戦略的に考えて、ブレークダウンしていって、やるべきことをやる。
そこにプライベートなリスク回避のマインドを介入させずに、チームでチャレンジができるようになれば上出来。

そして、そのプロセスをルーチーン化できたら上等です。

まずは、この年末年始を彼らがどう過ごすか。何のためにどうするか。
それによって新しい年の彼らの動きを占えます。
いつものような過ごし方をすると、いつものような結果が出ますが、決意を込めた行動ができれば、相応の結果が得られるはず。

さぁ、お手並み拝見です。