技術と心

昨年亡くなられた京セラ創業者の稲盛和夫さんといえば
生前「利他の心」の大切さを説いていました。

もうずいぶん前のことですが
経営の神様のような稲盛さんの著書を読んでいて
「これだ!」
と思いました。

このワードで
仕事に関するモヤモヤがスッキリしたことを思い出します。

利他心って物事がうまくいく原理原則ですから。

会社の経営のみならず
我々皆が心がければ
あらゆることがうまくいくに決まっています。

「自分が食うために」やっている利己的な仕事は
うまくいかないに決まっているでしょう。

そんなことは
その仕事の成果を受け取る側になって考えてみれば
当たり前の話なのです。

そんな当たり前のことを
仕事をする側も
その成果を受け取る側も
気付いていなかったりするのです。

ストレスが溜まる職場は
大抵が利己的な価値観が充満していたりするものです。
自己の利益とか保身とか。

技術を学ぶ大学で言うなら
技術は他を利するためにある
こう考えて良いと思います。

これまた当然のことです。
人の利とならない
つまり人の役に立たない技術なんて
存在価値は無いですから。

こんな先行きの読めない時代になると
不安や恐怖から
ついつい自己の保身を動機とした
考え方や行動を取りがちになるかもしれません。

でも、人は自分で自分を守れません。
自分を守るためのリソースは
自分では作れないのです。

社会で生きるとはそういうことでしょう。

仮に
本気で自分を守るために
独力で原爆を作ったら破滅しますし

自分が最大限に楽で儲かるような仕事をしょうとしたら
うまくいかないことは目に見えているでしょう。

利他心で行動するからこそ
結果として価値が認められたりするわけですよね。

では、教育機関はどうあるべきか。

まずはお勉強をして、後に心を…
というアプローチはたぶん難しいのではないか
と思っています。

本当は
まずは心を…
が理想なのでしょうけど
今やそういうご時世ではないようです。
多くが目に見えるものしか信じませんから。

でも、その「目に見えるもの」は
心が作り出しているのですけどね。

なので夢工房では
チャレンジを通して
心と技術を同時に学ぶようにしたいのです。

それこそがチャレンジかもしれませんが。

謹賀新年

さあ、いよいよ2023年のスタートです。

昨年までは、コロナ禍によって多少なりともアクティブさが低下していたのは事実で、これをなんとかするのが最低限の課題となりそうです。

そしてそこに何をプラスアルファとしていくか、何を変えていくか。
どこまで何ができるかお楽しみ。

というわけで、今年のテーマは「チャレンジ再起動」にしましょう。
志としては「チャレンジを通じた貢献」というところでしょう。
恐らく今後は徐々に自身の調子が上向いてくるはずで、その流れを考慮しつつチャレンジの内容を組み立てていきます。

まず最初に
今年は念願のオーストラリア縦断ツーリングをやる!
と決めました。

ただこれは、「目的」ではなく「手段」に過ぎないのです。

本土の東西南北に24時間以内に到達する“1 Dayチャレンジ”にしても然り。
これも未来の計画のための「手段」に過ぎないのです。

やってる時は結構満足感があるので、自分でも目的っぽい捉え方をしてしまうのですが。

大学ではもちろん授業もあるし
レーシングカーのFormula SAE
燃費競技のエコランカー
惑星探査機CanSat
など、学生たちの活動をバックアップしていくわけで、それが本業なわけですが
学生達の活動も、私自身のチャレンジも、それぞれが全く別なわけではなく、マインドやメンタル面での繋がりを保ちながら、未来の一点に向かって進むイメージです。

まずは進もう!
あまり考え過ぎずに。

皆さま、本年もよろしくお願いいたします。

今年の総括 年末のご挨拶

今年もあっという間に大晦日を迎えました。
ドタバタやってると、本当に時間が経つのが早いです。

年末といえば1年の総括ですね。

惑星探査機CanSatはアメリカ遠征を無事に終えて、そこそこ納得いく成績を獲得できました。

これは歴代のメンバーが残した遺産に現役の頑張りを加えた結果なわけで
もちろん課題も残るのですが、コロナ明けのリスタートとしては上出来でしょう。

来年は、3月の種子島遠征から始まって、9月には再度アメリカ遠征というルーチーン再開となりそうです。

Formula SAEは、オーストラリアをロストしたわけですが、今回は色々な要因が複合していたので、評価が難しいところです。
結果としては満足いかないのは当然で、今後の再起動に期待したいところです。

とはいえ、さまざまな困難の中で課題が明確になったのは良かったと思っています。
困難に遭遇して、追い詰められたところでどうなるか、どうするかは最も大事なところで、そこでメンタル面やマインド面の課題が見えてくるのです。
そこからどうするか、その過程で強みを構築していけるかなどは本人次第といったところですけどね。

それにしても、海外遠征を経験しないまま卒業することになってしまったメンバーは実に気の毒です。
Formula SAEにせよCanSatにせよ、海外遠征は将来を変えるほどのインパクトがありますから。

さて、では自分自身はどうか。

やはり年齢を重ねても、まだまだ不十分というか、納得はいきませんね。
課題なんていっぱいありすぎて、果たしてどうしたものやら。

でもまぁこの瞬間までは過去な訳で、これからどうするかが重要です。

この先は新年の抱負として明日の投稿で展開しましょう。

皆さま、良い新年をお迎え下さい。