クルマ屋さんのお話し

近年では、カーディーラーにおいて
新卒(大卒)の営業マンより
専門学校卒のメカニックの方が
給料が高いそうです。

まあ、そうでしょうね。

我が国では
これだけクルマが普及しているにもかかわらず
メカニックのなり手が十分ではありませんから。

どんなに普及しても
ちゃんとした整備・修理ができなければ
正常に運行することは不可能です。

クルマの整備や修理を依頼する場合
大きく分けて二つの方法があります。

一つはカーディーラー。
恐らくこちらを選ぶ人が大半でしょう。

もう一つは
地域の整備工場です。

もちろん、どちらを選ぶもユーザーの自由ですが…

最近では、クルマの整備をする会社が減ってきているらしいです。
仕事は沢山あるのに
メカニックの人材不足で閉業してしまうとのこと。

なぜそうなってしまうのかとか
その辺の詳細はすっ飛ばして
結論から言うと…

そのうちメカニックの給料は上がる
と思っています。

上げざるを得ません。
そうしないと人材を確保できないから。
質を低下させるわけにはいきません。

さて
で、私はクルマの整備をどうしているかというと

町の整備工場にお願いしています。
今乗っているクルマは並行輸入車なので
正規のディーラーで整備をしてくれないという事情もありますし
アメリカ製の訳分からないトレーラーの整備もキッチリやってくれますし。

でも
その前に乗っていたクルマはディーラーで買ったのですが
今お世話になっている整備工場のお世話になっていました。

それはなぜか?

一つは
カーディーラーの仕事の仕方が性に合わないからです。

もちろん
ディーラーによって
人によって
違いはあるでしょう。

でも、基本的には
ディーラーでは
「言われたことをやる」
という姿勢がメインで
それこそが彼らの強みでしょう。

そしてこれは
まさにディーラーによるのですが
人の入れ替わりが激しく
整備士の顔が見えない。
そしてそのわりには割高だと思っています。

以前、ディーラーに修理を頼んで
不誠実な対応をされた経験があったり
自身がヘタに鈑金とか販売とか開発とか
クルマにまつわる諸々の仕事の経験があったりするので
私は「顔の見える」ビジネスが好きなのです。
特にクルマの場合は命を乗せていますしね。

基本的にディーラーは
「マニュアル通りにやる」
です。

これは
「良い仕事をする」
とは別です。

メーカーの看板を掲げていれば
信頼できるわけではありません。
整備・修理をするのは「人」です。

なので
車検整備は町の整備工場で
鈑金修理は地域の板金工場で
いずれも「任せられる方」のお世話になっています。

それに
そういう工場を含む地域の仕事って
その土地の文化だと思うのですよ。

もちろん
ビジネスとしての成立性は大事ですが…

効率やら何やら言って
一度失った文化は決して復活しない
これは前職でボスから言われた言葉です。
もっともだと思います。

風土とか文化とか…実は意外と身近な話

今日は1年生に対するクラブ活動などの紹介があったようです。
で、夢工房にも多くの1年生が来訪しました。

今年の1年生は、結構アクティブなのかもしれません。
良かった良かった。

ただ、夢工房に入れる人数も限りがあるので
活動メンバーは先着順ということになるのかな

まぁその辺は現メンバー達が何か
いいアイデアを考えているでしょう。

新1年生に接している上級生達を見て思ったのは

コロナ禍でもしっかり成長してくれたなぁ

ということです。

というのも、恐らく…
これは推測に過ぎませんが

本学のみならず
大学の多くのクラブ活動やら
学生主体の組織は
壊滅状態になっているのではないかと
そんなふうに思っているのですが
どうなんでしょうね。

ウチの連中は
萎えていないどころか
常にやる気満々ですから
よくもまぁこんな成長してくれたな
と感心してしまいます。

これ、恐らく
歴代の先輩達が頑張ってくれたお陰なのだろうな
とも思うのです。

卒業してしまって
現役とは十分に接点が無くても
部屋には何かが残っています

空気感というか何というか
たぶん部屋の風土というか
文化ともいうべきものだと思います。

そういうのを部屋にある様々なものから感じ取れるのかな。

工作機械とか
部品とか資料とか
学生達が自ら作った設備とか

ただ、その空気感を途切れさせるのは
実は簡単なことです。

「ちょっとだけ」と言って
一時的にやめちゃえば
実はそれでお終いでした。

文化ってそういうものです。

やめるのは簡単ですが
一度やめてしまったら
決して復活しません。

難しいのは
何でもかんでも変えずに続ければいいのか
というと、そうでもないでしょうから

何を変えて何を残すのか
または
最適化しながらどのように継続するか
その辺が難しいところですね。

そういうのって、数字で評価したりできませんので
直感というか、嗅覚みたいのが重要なのだと思います。

私は知能で勝負するタイプではないので
自然とそういったものを磨くことに
力を入れていたのかもしれません。

でも今思うと
やはりこれも仕事を通じて
諸先輩方から学んだのだと思います。

やはり人には恵まれていました。
色んな経験させてもらいましたもの。

「何でもかんでも変えるのはいいけど
文化は失ったら復活しねぇぞ」

そんなこと言われましたわ。確かに。