正解は無いけど、責任はある

社会に出るとそんな状態になります。

まぁ、社会人にしたら当たり前で
当たり前すぎて意識すらしていない人も多いかもしれませんが
そういうことです。

でも、学校では

正解があって、責任は無い

そんな状態です。
社会に出た際の変化が急すぎます。

このギャップを今の教育システムの中にいる学生から見ると…

「正解は無い」
これは困惑するでしょう。
だって、自分が組織でやることって、誰かが決めたことを指示されて
やらされることで、そこには常に隠された「正解」があったのだから。
それを「当てる」のが「やる」ということ。

もちろん仕事に対する印象は
上司が決めたことを命令されて
言われたことをやる
そういうイメージを持っているでしょう。
確かに業務命令はありますけどね。

「責任がある」
これは「責任を取らされる」とか「失敗は許されない」とか
ネガティブなイメージに満ちている印象があるでしょう。

ものごとは捉え方一つなので
どう考えるかは人それぞれなのですが
本質的には

正解は無い
=自由である、自分で決められる

責任がある
=意味がある、価値がある

と、こういうことです。

これを実感できることを
学生のうちにやるとやらないとでは
社会に出てから大違いでしょうね。

気掛かりなのは
この「捉え方」のギャップが
どんどん大きくなっているのではないか
ということです。

それはなんで?

それは
人と関わる経験が少ない
とか
失敗した経験も少ない
とか
そもそも
やらされる経験ばかりだったりすることが原因なのかもしれません。

でも、学生達は
クリエイティブな仕事に憧れていたりします。
そこに価値があることも分かっています。

しかし、そのために必要な経験を積むには
正解が無いことをやらなければなりません。
責任を要求されることも必要でしょう。
当然です。

そこには労力が必要で
一定のリスクを払う必要があります。

というわけで
なかなか手を出せないのでしょうね。

問題の本質はどこにある

うまくいかないとき
一体何が問題なのだろう?
ってことになるのですが

問題は
失敗することではない
落ち込むことでもない
まして
能力が低いことでもない

それらは現状であり
過去の行動の結果に過ぎない。

行動の結果
うまくいかないなぁ
という状態になっているなら
それは脆弱な状態になっているということ。

問題なのは
脆弱であることではない。

脆弱である状態から変化しようとしていないことが問題なのだ。

もちろん、そうなる原因があったはずなので
それを省みて改善するのは良いこと。

できないことがあったとしても
うまくいかないことがあっても

本当に心から望んでいることなら
何とかなったりするもんだ。

大事なのは
本当に心から望んでいることについて考える
ことであって

うまくいかなかった結果に
ネガティブにフォーカスすることではない。

そんなことをしても
何もうまくいかないから。

うまくいかなかった原因を省みて
本当に心から望んでいることを実現するには
その「原因」をどう変えたら良いのか?
次に何をやったら良いのか?

そんなことを考えて
早く試してみたら良いでしょう。

それで少しでも良い結果が出れば
脆弱な状態からは脱出できるわけですから。

大事なのは
ポジティブに考えて
早くやる
ってところじゃないかな。

コスパだのタイパだの

コスパとかタイパとか言いますが…

ミニマムでやって、マキシマムが欲しいのだろうか?
だったら、そりゃ無理ってもんだ。

まぁ、色々やらされちゃってたら
気持ちは分かる。

そもそも
成長の過程はトライ・アンド・エラーなのだから
効率が悪いのは当然。

投入するリソースのうち、多くが無駄になる。
そうやって、取捨選択ができるようになるし
一見無駄なものの中からも学ぶものはある。

クルマの開発においても
多額のコストが必要になる試作車を減らして
最終的にゼロにできないか
なんてのが理想だったりするのだけど
結局の所、作って試してみないと分からない事は依然多いわけで…

やらないと分からない事を学ぶ
そんなのがとても重要だったりするのです。

もし
ローリスクでハイリターンを…
なんてのは無理だって分かっているので
だったら
ローリスクでミニマムリターンでやっていける方法を…

なんてことになっているとしたら
それこそ超ハイリスクなのですけどね。