マイナスをゼロにするな

まずダメなところを直さなければ

それも大事なことですが
それが全てでは無い
というお話しです。

でも、日本人はそう考えがちですけどね。
それを「真面目」と言い、尊重したりするでしょう。

マイナスを無くしたらゼロで
ネガティブがなくなったらニュートラルで
悲しくなければ嬉しいわけではありません。

マイナスやネガティブを無くしても
決してプラスにはならない。

でもどうやら、マイナスを徹底的に無くして
それからプラス側を積み上げるのだ
みたいなアプローチを取るのが大好きなようです。

というか、そのようにすべき
という教育を受けてきていたり
そんな同調圧力があったり
そんなことが原因で
こんなことになっているのかもしれません。

まぁ、そもそもは
人様に迷惑かけないように
ということで
道徳的な住みやすい世の中をつくるために
重要なことの一つだったのでしょうけど

いつの間にやら行きすぎちゃって

とにかくマイナスを無くさなきゃ
みたいなことになって
物事のネガティブな側面にばかりに
注目するようになってしまったのかな。

怒られたくないとか
指摘されたくないとか
吊し上げられたくないとか

そんな気持ちが…つまり恐怖を動機として
マイナスをゼロにする
なんてことを片っ端からやっていったら
それだけで疲れ果てて失速します。

そういうことができる人もいるとは思いますが
その辺はある程度妥協して
何かに特化して
プラス側への一点突破を狙ってみても良いと思います。

マイナスが無いことが成功ではなくて
ゼロを積み上げたら成功するわけでもありませんから。

興味のあること

やはりね、気になるというか、興味があるのは
どうしたら人はやる気になるのか
ってことです。

そもそも「やる気」ってなんだ?
という話もあるのですが…。

基本的に、他人は変えられない。

変わるとしたら、自分が変わることを望んで行動して
それが習慣になるレベルにまで行けば
それは「変わった」ということなのでしょう。

どうしたら自身を変えたいと思うのでしょうね。
うん、そうそう。
「思う」ですよ。
起点はそこ。

そういうのって、答えは無くて
それこそ人それぞれなのかもしれないけど
深く掘っていくと
奥深くにはありそうな気がするのですよ。
何かが。

それに、思いが、考え方が、行動が…
それらが変わらないと結果は変わらない…

というか、それらを変える結果は変わるわけで
みんなもっとそういうのを楽しんだ方が良いのではないかな?
なんてことも思ったりしているのです。

そもそも「変わる」ということに抵抗があるのかな?
世の中、現状に満足いっていない人がほとんどだと思うのだけど
どうなのでしょうね。

うーむ。興味深い。

何のために?

「何をしたいの?」
と尋ねるのは気まずいでしょうか。

「何のためにそれをやってるの?」
でも良いですが。

これは他人ではなく
自分自身に聞いてみても良いのですが。

別に
誰もが目的意識を持つべき
とは言いませんが

意外なことに、何かのゴールを目指すべき人も
「何のために?」が抜け落ちていることがあったりします。

気を抜くと、ついつい忘れちゃう
ってところでしょうか。

この「何のために?」に基づいて行動していれば
かなりの確率でゴールに到達できます。

誰しも何かしらストイックに取り組んだ経験があるでしょうから
これは誰もが分かっていることだと思うのです。

そもそも、ゴールに到達するためのことばかりやっていれば
うまくいくのは当然なのですけどね。

ただ、それを持続するのが難しくて
そういったやり方というか
そういう気持ちを発動する頻度を上げるのも面倒。

なので、多くの人はそんな風にはやりません。

多くは
うまくいくように
よりも
面倒を避けたい
と思う気持ちが強いのです。

たとえその結果、より面倒なことになったとしても。

というわけで、人の心は難しいなぁ
と思うのです。