変化こそが成長だ

ダーウィンの進化論には諸説あって
生き残るのは強い者ではなく変化できる者だ
なんて言われてましたけど
今ではそうじゃないとか

まぁ、それはそれとして
人の成長は「変化」ですよね。

過去のまま、現在のままで
何も変化が無ければ
それは成長しているとは言えないでしょう。

多くの場合は
一般的に「大人である」と見られるような変化を遂げたりすると
「成長したねぇ」なんて言われたりしますね。
まぁこれは、いわゆる普通の物差しで測った結果でしょうけど。

でも、この成長の方向は
別にどこを向いていてもいいのかもしれません。
別に多くの人が持っている尺度じゃなくてもいいんじゃないでしょうか。

また、尺度を目標にするのではなく
「目的を達するために必要な変化を遂げる
一般的な尺度なんてどうでもいい」
というのもアリだと思います。

たった一回しかない人生なのに
別に自分をジャッジする人のために生きているわけではないでしょう?

常識的なことがちゃんとできる
それはとてもいいことだと思います。

そして言われたこともちゃんとできて…

あれもこれもできたら、それは凄いことです。
立派です。

でも、それが無理だと思ったらどうしますか?

多くの人は、ダメなこと、足りないことに目が行ってしまって
そこを何とかしようとしますけど

それを何とかしようとしてもいいと思いますが
何とかしようとしないで
何かに特化してもいいと思いますよ。

人の手のひらに載るものには限りがあって
人の持てる力には限りがあるわけですから。

誰にも負けない何か人並み外れたものを持つことなんか簡単じゃない!

と言う人もいるでしょうけど
簡単じゃないから価値があるのだし
それを目指して頑張ることができたら
それはまさに過去の自分からは変化しているわけで
成長しているということですよね。

何をもって成功とするか

学生は何のために学校に行っているかというと
将来のためなわけで
そのためには何が得られればいいのでしょうね。

一般的には
学校には知識を得るために行っている
という認識でしょう。
もちろんそれは重要です。

言われたことを覚える
言われたことをやる
ということですね。

こと技術系の世界では
基本は重要だったりします。

じゃ、点数が、成績が重要?

確かにそれも大事かもしれませんが
それが学生の成果として全てではないでしょう。

点数や成績は
将来の成果や成功を保証するものではありません。

技術系だったら
将来、新しい技術と対峙しなければならないことは自明です。

その時にどうする?

自分で調べたり学んだりする必要がありますね。

で、新しいことをやるのだから
もちろん困難に遭遇しますね。

その時にどうする?

自分で乗り越える必要がありますね。

この「で、どうする?」という経験を
学生のうちにしておければ
社会に出てからかなり違います。

というか
学生のうちにこそ
そういう経験をすべきなのです。

一所懸命勉強して良い会社に入っても
業務上の困難に遭遇したり
失敗して怒られただけで折れてしまう
そんな例は多いでしょう。

むしろそういう思いをしたくないから
困難やリスクに対して距離を置く傾向でしょうか。

難しい仕事や面倒な仕事ほど
そこに潜む価値は大きくて面白いのに
なんてもったいない!

じゃぁ、何のために一所懸命勉強したんだい?
って思ってしまいますが。

乱暴な言い方をしてしまえば
学生のうちにやったことがことごとくうまくいく
なんてのはあまり良いことではなくて

むしろ失敗したときのリカバリーとか
困難に遭遇したときの対応を
身をもって経験しておくべきだと思います。

実践的な教育や経験というのは
実際に手を使ってものをつくる
という以外に
実践のフィールドで起こりえる事態に
いかに対処するか
という点を重視するべきかと思っています。
プロセス重視ってことですね。

皆と同じようなことをやって
皆と同じように良い点を取ろう!
それが学生としての成功だ!

のような感じに
他人と同じ成功が自分の成功だ
みたいなことをやるから
他と比べちゃって辛くなったりするんじゃないかな
なんて思ったりもするのですが
まぁ少なくとも、そんなのは面白くはないですね。

Point of no return

学生の活動がうまくいかないときって
大抵は同じ要因でつまづいてます。
それは

早くやらないから

うん、気持ちは分かる。
かつては自分もそうだったし
今でも課題だと思っているし。

どういう理由で早くできないかは
人それぞれかもしれません。

失敗が怖くて考え過ぎちゃうとか
単に面倒で初動が遅いだけとか
(これが一番多いかな)

前職で心掛けていたのは
とにかく仕事がアサインされたら動くことでした。

そもそもベテランでもエキスパートでもない人間が
どうやったら満足に仕事ができるのか
そんなことを考えて
色々試した中でたどり着いた答えの一つがこれ。

まずとにかく最初に思い付いたことを書き出すとか
関係部署に連絡を取って話を聞くとか
足を運んでしまうとか

もちろんそれによって空回りしちゃうこともありましたけど
最終的には何とかなった気がします。

お師匠様の佐野彰一先生が心掛けていたことの一つが
高度を取る=早く進める
ですが
私の場合は加速力ですかね。

早く加速を開始しないと飛び立つ前に滑走路が終わっちゃうよ
ってとこでしょうか。

いやいや実は…

単に早く飛びたいんですよ(笑)

航空用語で「離陸決定速度」ってのがありまして
V1と呼ぶそうなのですが。

滑走路を加速していって
この速度に達するまでに離陸の継続か中止を決定するそうです。

この速度に達したら
止まろうにもスピードが出ちゃっているし
停止に必要な滑走路は残っていない
もう行くしかない。

早いとこV1に到達しちゃえば
行くしかないから迷う必要なんてなくなるんですよ。
ほら、これで仕事が簡単になりましたね。

え?違うって?
いやいや、違わないでしょう。