夢工房の学生たちは何をしているかというと
企画する
設計する
加工する
組み立てる
走らせる
壊す
直す
また走らせる
そして遠征に行き、競い、帰ってくる
そんなことの繰り返しです。
それは何のためなのか。
クルマを完成させるためなのか
大会で勝つためなのか
技術を身につけるためなのか
就職に役立てるためなのか
それらは全部正しい。
でも、もっと先にある
メンバー共通のゴールは
自身の価値を向上させること。
日々ものを作るのは
そのための手段です。
恐らく学生に
自身の価値を問う
みたいなことは
普通はアンタッチャブルなのかもしれません。
アプローチによっては
人格否定みたいな捉え方をされるかもしれない。
でも、それはとても大事なことなのです。
だって、そもそも彼らは
自身の価値を高めるために大学に来ているのですから。
難しい理論を理解したり覚えたり
問題を解けるようになったり
それは数ある「手段」のごく一部であって
本質ではないのです。
やっていることは
何のためなのか
誰のためなのか
価値があるか無いか
それはどれだけのものなのか
そういったことは
定量化はできませんが
ものを作るなら
見れば分かる
触れば分かる
走らせれば分かる
それによって何が起きるか
誰がどれだけ驚き、喜ぶか
勝つか、負けるか
そんな結果の中に
彼らの価値の断片が現れるのです。
なので、「もの」を作ること本質ではない。
作られた「もの」も本質ではない。
その「もの」がもたらす価値
いかにその価値を作り出せるようになるか
それこそが本質なのです。
