主体性の話の前に

むかしむかし、ある人に
「建築は建築士の資格が必要なのに、なんでクルマの設計者は資格が要らないんでしょうね?」
と聞いたところ
「クルマの開発はアイデアでやるものだからだ」
とのご返事。

実際に仕事をしてみて、その通りだな、と思いました。
そりゃもちろん、知識やら技術は必要ですが、それらを組み合わせるだけで何とかなるものでは無いですから。

当然、建築だってアイデアは必要でしょうけど、恐らく知識や技術とアイデアの比率が違うのででょうね。
建築の場合は、法的にクリアしないといけないことが多いのかな。
そもそも、こういう構造でなければならん!とか。

方やクルマの場合、法的な要件とか社内要件はあるのだけど、達成方法は自由です。
例えば、ある部分において、ある強度が必要だとして、どうやってその強度を確保するかは自由なのです。なので、アイデア勝負。

さてさて、ではアイデアはどうやって出すの?
という話なのですが、これこそ主体性が無いと無理なのです。

前向きなマインドによる主体性もあるし
時には追い詰められた末に主体性を発揮することもあるでしょう。

いずれにせよ、アイデアを出したい・出さなきゃ、という環境に身を置かないと無理でしょうね。

というわけで、主体性についての話を展開する前振りはここまでにしておきましょう。

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