突然ですが
苦労って何でしょう。
少なくともポジティブな感じでは無いですね。
「苦」って付いてますものね。
やらずに済むならやりたくないことをやること?
辞書にはこうあります。
【苦労】
(物事がうまくゆくように)あれこれと体や気を使うこと。
ですって。
意外とポジティブですね。
でも語源は「苦しんで疲れること」だそうです。辛そうです。
ともかく、労力を使うことのようですね。
それに対してどう感じるかは、その人の受け止め方次第ですよね。
だったら、他人が「苦」と思っていることに対して、自分も同様の価値観で判断する必要は無い。
全く無い。
同調圧力というのでしょうか。
誰かが「苦」と思っていることに対して、同様の評価をしないといけない…と思っているでしょう。でしょう?
他人の価値観に準じている
それがうまくいかない原因ですよ。
だってね、成長するって変化することですよ。
変化しなくて済むようなことをやっていたら成長するわけないじゃないですよね。
変化しないなら、何も新しいことは起きません。当然です。
いちいち他人から共感されないといけないという制限のもとに行動していたら、変わったことはできません。
変わったことでなければアドバンテージも価値もありません。
何より面白くありません。
これは分かりやすい説明ができますよ。
今手元にあるいわゆる「良いもの」。その多くは、世に登場したときに
「えぇ~?」
と迎えられたものが多いと思います。
最初から肯定的に受け入れられるとは限らない。
それらは、新しいアイデアでマーケットにチャレンジしているのです。
そういったものは、一部のアーリーアダプターと呼ばれる人達からは歓迎される反面、多くからは懐疑的な目で見られるとか拒絶されるってことになりがち。
そんなリスクを払っています。
逆に、そういうリスクが少なく、誰もが必要とするのは日用品とか生活必需品。
そういうものに関わるなら、インパクトよりもむしろ安定が重要になるでしょう。
とはいえ、そういったものでもインパクトのある新製品はありえますし、関わる人達は、より高い付加価値を付与するために努力と工夫をするのが常です。
結局のところ、うまくいくとかいかないとかは、自分の価値観がどこに向いているのかと、それに対して「で、キミはどうすんの?」が決めるのです。