何を なぜ 何のためにやるのか?

やることに、ちゃんとした理由があったら、それは立派なことだとは思います。

でも言いたい。

好きなこと、面白いことをやろう

なぜって、好きだから、面白いから。
理由はそれで十分。

「なぜそれなの?」と、明確な理由を求められるかもしれないけど、それは他人を納得させるためのオマケみたいなもの。理由は後付けでも良い。
むしろ具体的な理由などあったら、その理由や、理由の元となるものが変化してしまったら諦める理由になってしまう。
だから理由は無くて良い。理由が無ければ崩しようがないし。

自分のために、そして同時に誰かのために喜びや驚きをつくり出そう

利己的じゃダメだし、悲壮な犠牲的精神もダメ。

自身の喜びが無いものは続けられないし、誰も喜んでくれなければ、やり甲斐がなくて続けられない。
そもそも誰も喜ばないことは仕事として成立しない。
自分が認められたいってのもあるだろう。

なので、好きなことをやって、誰かに喜んでもらえるようにしていこう。

そうそう、自分のためだけだと簡単に諦められるけど、誰かのためだと簡単に諦められないから「誰かのため」をブースターにするってのもアリですね。

アイデアの出し方・考え方 6

最近の授業は、多くが受け身の授業なのでしょうね。
言われたことをやる、覚える。
そんなことばかりなのではないかな。
そんなことない?
ないなら良いけど。

でも恐らく、本気でアイデアを出したくなるような授業はあまり無いでしょう。
まぁ、昔からほとんどありませんでしたけどね。
近年はますます無いでしょう。

こんなふうに想像するのは、昔そうだったのだから、その時代を生きた人間が先生をやったら、ますます強化されちゃったりするかもな、と思ったからです。
ものづくりもしかり。

なかなかアイデアを出せない学生を見ると
「あぁ、もったいねぇな」
と思うのです。
しかるべき環境にいたら、彼らだって楽しみながら色々アイデア出せるだろうに。と。

「もったいない」
そもそもそれは
「それ、本来のお前の姿じゃないだろ」
というような意味です。

「もったい」は「勿体」と書き、風格や品位のある態度のこと。
なので、「本来お前が持っているべきそれが現れていないぞ」ということですね。

前置きが長くなりました。
では、アイデアの出し方です。

基本的に、やらされる経験が多いと、自発的にやることが面倒になります。
「できればやりたくない」
が心の片隅にこびりついちゃいます。

なので、手間が掛かることをやりたくなくなる。

アイデアの出し始めは、いかに視野を広げて、沢山のアイデアを出すかがポイントです。
その多くのアイデアを比較して競わせて、勝ち残ったのが「良いアイデア」です。

で、ダメなアイデアも無駄ではないのです。
何がダメかよく分かるし、ダメなところを直したら、ひょっとしたら良いものになるかもしれない。

でも、最初から収束して、一つの正解を出したくなる。
これ、面倒を避けたいという深層心理に加えて、普段から正解・不正解の世界にいるから、ってのもあるのでしょうね。

やらされることが多いもんで、「書く」ってのは面倒でやりたくないことの一つでしょう。
なので頭の中だけで考えて、「良い」「正解」だけを頭の外に出して終わりにしたい。

でも、頭の中にあるアイデアって、抽象的で曖昧なままで、しかも一度にフォーカスできる部分が限られているから、自分が思っている以上にしょうもなかったりします。
なので、紙に書き出すなどして見えるようにして初めて正体が分かる。

そうなると、複数箇所に対して同時にフォーカスできたり、相互関係が分かったり、良い事が色々あります。
ブラッシュアップできるのはそこからですし、目に見えるものは比較しやすい。
他人にも伝えられるので、評価やアドバイスももらえるし。

それに、紙を我々の頭の外部メモリーのような使い方をすれば、書いちゃったものは覚えておく必要が無いので、頭の記憶領域を広げられて、考えているだけの状態より色々できます。

キーワードは

  • 広げる
  • たくさん出す
  • ダメでも出す
  • 見えるようにする

ってところかな。

チャレンジの始め方

できるかどうか

最初はそんなことを考えてしまうかな?

でも、思い込みで良いのだ。
「まぁ、何とかなるだろう」と。
行動の動機は、思い込みで勘違いの確信でも十分。

どうせできる保証も証拠も無いし、やれば分かるから。
というか、新しいことやチャレンジなら、やらないと分からないから。

むしろ最初のトライでうまくいかなければ、それは
「お、これがうまくいったら凄いんじゃないの?」
ってことです。
イージーなことなんて、どうせ大して価値はありませんから。

そもそもやらなくても分かるのであれば、そこには価値は無いし
やる前からできることが明確に分かっていることにも価値は無い。

そういうことは、やってみてから考えるしかない。
きっと、やってみたらどうすべきかは分かるはず。
諦めなければ、いずれはうまくいくはず。
というか、うまくいくまで諦めずにやるから大丈夫。と思えば良い。

となれば、最初のトライの後にどれだけ時間的な余裕を作れるかが重要です。

心配なんてしている場合じゃない。
早くやって、どうなるのか、どうすべきかを明らかにしなきゃ!

なので、早くやる必要があるのですよ。