人は欲求の方向に動く

人は、自分の欲求の方向にしか動きません。
そんなお話しです。

人の行動を
ルールやシステムによって
ある程度制御することはできるけど
欲求は外部からはいじれません。

自分を駆動する根源の欲求は意識の外にあったりして
自分でも、よく分かっていないこともあるので
正確には
深層心理の欲求
とか
無意識の欲求
と言うべきかもしれない。

ダメになりたいと思ってダメな状態になる人はいないし
うまく行くように願っていても、なかなか思い通りにならなかったりする。

その欲求は、全て自力で作り上げたものがというと
決してそんなことはなくて
過去の環境の影響も大きいでしょう。

なので
気付いたらそうなってた
ってのが良くあるケース。
というか、普通はそう。

環境で作られたと言うなら
それは自分のせいじゃない
と言いたいかもしれないけど

自身の持つ欲求なので
自分のせいです。
言い逃れはできません。

逆に
自分の責任だから自分でコントロールするのだ
となれば
そこから成長とか改善が始まります。

逆に
自分のせいじゃないから
ってことになると
自分は何もする必要が無いので
何も起きません。

というわけで
まずは自分にとっての「正しい欲求」を定める
ってのが大事なのでしょうね。

これはすなわち
「自分にとっての正義」
みたいなことです。

あとは、それを裏切らないように日々を生きる
ってところでしょうか。

簡単そうで難しいでしょうね。
だからこそ面白いのですけどね。

そんなの本当に面白いのかって?

それをやってうまくいくと
脳内麻薬が分泌されるので
面白いというか気持ち良いはずですよ。

勘の重要性

勘をバカにしちゃいけません。

前職では、良く
KKDで設計すんだよ!
って言われました。

K 勘
K 経験
D 度胸

です。

もちろん
考え無しにやれ!
ってことではありません。

「勘」は、いい加減でテキトーってことではありません。
経験に基づいた直感です。
考えなくても分かる領域ってことです。

何かしら仕事をしていて、それなりの経験を積んでくると
仕事の過程や成果をちょっと見ただけで
「おや?」
と思うことがあります。

じっくり考えなくても
直感的に異常や異変を感じられたり
良さが分かったり
良い作業ができたり
そんなことがあります。

考えなくても分かるとか、できる
ってのが経験による成果です。

そういうのを活かして仕事をしないと
いちいち細かいことから考えなければいけないので
時間や手間がかかって仕方ない。

なので、勘は大事で、そのための経験も大事。
経験の重要性とか、それによって考えなくてもできるようになる
なんてのはこの辺を参照願います。

最後の度胸。
これも大事。
これが無いとチャレンジできませんからね。

知識とか技術を得て
自信や実績が身についたらKKDってのはお勧めしません。
全部一辺に、やりながら養うってのがお勧めです。
だって、勘も、経験も、度胸も、知識も、技術も
全て相互に関係していますからね。

ってな感じで、鋭い勘を養えると良いですね。

視覚的思考と言語的思考

ザックリ言うと、ものごとを
絵で考えるか
文字で考えるか
といった違いです。

多くの人は両方持っていると思いますが
大抵はどちらかが支配的なのではないでしょうか。

あなたはどちらですか?

ちなみに私は圧倒的に視覚的思考です。
ものごとの相互関係とか
処理するプロセスのボリュームとか順番とか
戦略とか

そういったものは
ビジュアル的に考えています。

とは言っても
そんなに凄いものではなく
頭の中に図形が浮かんで
それらが大きくなったり、小さくなったり
順番が入れ替わったり
分離したり、合体したり
線で繋がったり
そんなもんです。

言語的思考は苦手です。
…たぶん。

恐らく、エンジニアをやるなら
視覚的思考ができた方が良いと思います。

こういう志向というか特性というか
そういうのって変えることできるのでしょうか?
個人的には、何とかなるんじゃないかと思っていますが。

ちなみに、そういうのを頭の外でやるなら
色々ツールがあります。

マインドマップ
フィッシュボーン
フローチャート
ガントチャート
などなど

個人的には、そういうツールは日常生活にも役立つと思っています。
機会があれば、ぜひ使ってみて下さい。
面白いから。