ホウレンソウをバカにしちゃいかんよ

皆さん、黄緑色野菜摂ってますか?
私は100%外食人間ですが
できるだけ摂るよう心掛けています。

報告・連絡・相談でホウレンソウ
企業勤めなら、新人の頃によく聞かされることですよね。

学校では、ほとんど意識されていませんね。
というか、経験の浅い若者達が
やりたくないことの一つなのかもしれません。

「報告」は
チームの「上」に向かっての情報共有ですね。
これは
良い子ぶってるようで
罪悪感もあるのかも。

「連絡」は
チームの水平方向の情報共有。
これは面倒かな。

「相談」は
問題解決のために
自分の内的なものを表に出すことです。
でも、抵抗があるのでしょう。
自分の弱さや不十分さをさらけ出すようで
恥ずかしいからかな?
そもそも「問題」というワードを
ネガティブな意味でしか捉えていないのかも。

「報告」や「連絡」は
チームの現状を共有するのに必要だし

「相談」は
いわゆる問題解決はもちろん
自分のなすべきことをなすために
ものごとをより良くするために
現状確認や改善のために必要。

そもそも報連相のように
アウトプットするってのは
ダメ出しに一歩近づいてしまう可能性もあるわけで
「ダメ」に遭遇したくなければ
やらないのが一番ということになりがち。

でも、欲しいものはその先にある。

いずれも、そもそも組織としてのゴールが無ければ
やる意味は無いけれど

組織として達したいゴールがあるのであれば
絶対に必要。

組織は能力が高い人間が
単に集まっただけでは力を発揮しません。

逆に、能力がそこそこでも
構成するメンバーの結束力が強くて
力を出し切っていれば
かなりの成果が出せます。

人の相互の距離が近づくことには
もちろんメリットもデメリットもありますが
組織としてどうしたいのか、何が欲しいのかによって
各人がどうすべきかは自ずと決まってきますよね。

それをやるかどうかは本人次第ですけどね。

何で勝負する?

年が明けたと思ったら
もう2月です。

大学では
4年生は卒業研究の追い込みの時期です。
3年生は就職活動の準備に入ったりしてますね。

4年生のほとんどはすでに就職先とか
大学院への進学がが決まっていて
今は卒業論文のまとめに入っている状態。

3年生は人それぞれですが
企業のインターンに行ったり
就活サイトに登録したり
就活セミナー受けたり
まぁ、人それぞれでしょうね。

いつも思うことなんですが

大学生って卒業したら仕事をするわけなんですが
なぜか
仕事ってどういうものなのか?
とか
入社試験で合格するってどういうことなのか?
なんてことを知らないままで
準備しているような気がします。

学力が高ければ何とかなるとか
人と同じことができれば何とかなる
なんて思ってたりするのかな。

そもそも
就活サイトで情報収集したり
セミナーを受けてたりする時点で
人と同じことを武器にするということなので

そういうやり方を選んだ時点で
ものすごい数の
「同じようなことをする人」
をライバルとしているわけで

なんでそんな不利な物差し選んじゃうの?
なんて思ったりしてるんです。

企業が人を必要とするときって
期待値ベースでしょう。

だって、普通の新卒の学生が
知っていることやできることなんて
そのまま仕事で役に立たないもんね。

なので
普通の学生ができないことができたり
普通の学生が持っていないマインドを持っているとか
仕事をする上で使えそうな武器を身に付ければいいのにね
と思います。

でも、学校でそういうの教えないからなぁ。
しょうがないんでしょうね。

学校と社会って
壁なんか無いはずなのに
なぜか断絶されています。

学生達の親だって社会人なわけで
世に出たらどんな人が必要とされるかなんて
分かっているはずで

さらに言うなら
学生だって社会に生きているわけで
その気になったら何だって
見えるし聞けると思うんですよ。

自分が学生の頃はどうだったかなぁ?
やっぱり社会が見えていなかったなぁ。

でも
こんなインチキな練習みたいな日常から早く脱出して
本物の仕事をしてみたい
とは思っていたな。

練習走行しかさせてもらえないような毎日に
うんざりしてましたね。

でも、社会は見えなかった。

単に経験が無いから見ても聞いても分からない
ってことなのかな。

まさにやってみないと分からない
ってことなのかもしれませんね。

でも
仕事って面白いんだよ
ってのを学生のうちから分かる機会があれば
そのための準備にも身が入るんでしょうけどね。

幸いにして夢工房の学生達は
就職で困るようなことは
ほとんど無いのが何よりですが

もっともっと実践的に
もっともっと夢を広げられるように
やっていきたいものです。

幸福度と社会との繋がりについて

アメリカに幸福度に関して研究している学者さんがいるそうです。

その人曰く
社会との繋がりが深く広くなることは幸福度に大きく影響している
とのこと。

自分が金持ちになるとか
個人的な成功とかは
幸福に繋がらないということになる。

まぁ、確かにそうだろうな
と思います。
一時的には満足したり安心したりするでしょうけどね。

有名な大きな会社に入ったからといって皆が幸せなわけではないし
お金持ちが皆幸せそうにしているわけでもないですから。

ここで言う
「社会との繋がり」の「社会」は
最大限に捉えた大きな社会はもちろん
自分が住んでいる地域とか、属している組織とか
そういう単位でも良いと思います。

まぁ、言ってみれば
「家族より外側」でしょうか。

他に貢献できているという満足感とか
認められている感覚とか
必要とされている感覚とか
そういうものが幸福感の源泉なのでしょう。

自分が発したもので
他人が喜んでくれる
それによって自分も嬉しくなる
そんなシンプルな循環が
幸福感を形づくっているのだと思います。

そういうのを易々とやってしまう人もいますが
なかなか難しかったりもします。

どうしたらいいか分からないもんだから
まずは受け取る側に回ってしまうこともあるでしょう。

で、ずっと受け取る側にいると
待ちに入ってしまって
自分から価値の提供をするのが難しくなって
そのうちハードルが上がってきて
ますます難しい状況になる
なんてことがあります。

もちろんそんな状態はハッピーではないわけで
だったら
小さいことでも何でもいいからやってみましょうよ。

失敗したらまたやればいいし
足りなかったらもっとやればいい

「自分が」失敗したくない

「相手を」喜ばせたい
この二つを同時に成功させたいなんて
そんな難しいことを考えちゃいけません。
特にビギナーならなおさら。

ものごとを難しくしているのは
結局自分だったりするものです。

シンプルにいけば
最終的には結構うまくいくもんですよ。

と、そんなことを考えている今日この頃。