続続・どうしたらうまくいく?

うまくいかせるために
失敗の原因を潰し込む
なんてことをやったりします。

もちろん悪いことではないし
必要なことでしょう。

でも、それだけやっても
「うまくいかなかったわけではない」
みたいな微妙な状態になります。
安心はできるかもしれませんが満足感は得られません。

だって
「うまくいかなかったわけではない」
って、うまくいっているわけではないですから。
つまり、ゴールに到達しているわけではないのです。

では、どうしましょう?
うまくいくようにするしかありませんが
絶対の正解なんかありません。

前回の投稿で
「恐らく生存本能に基づく
ごく当たり前の反応なのだと思います。
条件反射みたいなものでしょう。」
なんてことを言いましたが
うまくいかないときのやり方の多くは
あまり意識せずにやってしまっていることがほとんどです。

なので、自分が何を考えて何をやってどうなったか
これを客観的にとらえて明確にしましょう

とか言っても難しかったりする場合があるので
簡単な方法をお教えしましょう。

恐らく、うまくいかない原因ベスト3はこんな感じです。

  • 後でやる
  • 受け身である
  • 視野が狭い

で、その逆をやってみたらどうでしょう?
たぶん、かなりうまくいきます。

「後でやる」
とにかくすぐに動いて、すぐにやるようにしましょう。
一見、滑稽なくらいで良いと思います。
そんなのはすぐに慣れますから。自分も周囲も。

「受け身である」
この逆は、「積極的である」ということでしょうね。
自分発でやるとか言うとか
そういうことを意識して習慣づける必要があります。

難しかったら、簡単なトレーニングから始めましょう。
人と会ったら、まず自分から話しかけるとか
そんなのでもいいと思います。

「視野が狭い」
これは、自分のことばかり考えていたり
その時のことばかり考えていることが原因でしょう。
対策としては、何かを思ったときに
「それはなぜだ!?」
とか
「それは何のためだ!?」
と自問するのが良いと思います。

ただし、頭の中だけでやっていると
結構脱線しがちなので
模式図みたいのを書いてやってみましょう。
ものごとをビジュアル化すると
結構整理できますし
色々書き加えていくと
自ずと広い世界ができてきますから。

視野が狭い人は
その方が、やることが少なくて済む(気がする)とか
頭の中だけで考える方が(書くことに比べて)楽だ
と思っているんじゃないかな。
最終的にそれで行き詰まっちゃったら
決して楽じゃないのですけどね。

と、またまた偉そうなことを書いてしまいましたが
実はコレ、前職での経験の中から
何が成長に繋がったかを振り返ってみて
うまくいったベスト3なのです。

これで今は完璧!なんてことはないので
今も色々試しながら修行中ですよ。

もちろんこれは
誰に対しても有効なのかは分かりませんし
試してみてもうまくいかないこともあるでしょう。

でも、何もしないよりは遙かにマシですし(これは絶対!)
どうせどこにも正解なんて落ちてません。

やってみれば気付くこともあるでしょうから
楽しみながら実験して
そこからオリジナルのやり方を構築してみてください。
「お!ちょっとうまくいったかもしれない!」
って。

続・どうしたらうまくいく?

どうやったらうまくいくのか
ということのヒントは
思いのほか色々転がっているんだけど
それらに気付いて
実行することは難しいのではないかな
と思っています。

さて、「うまくいかないこと」なんてのは
皆さん沢山経験していると思います。
いわゆる「失敗」の経験ですが。

そういうのって
「悪い経験」として認識していて
できれば目を背けたい
思い出したくない
なんてことになりますよね。

失敗は、実体験ですから
超リアルな記憶です。

嫌な失敗なら
それだけ強烈に記憶しているはず。

程度によっては「トラウマ」なんて言ったりもしますね。

アドラー心理学では
「トラウマなんて存在しない!」
なんて言ってますが
それはまた別の機会に。

そういう嫌な記憶から自然と回避するのは
実に正常です。

恐らく生存本能に基づく
ごく当たり前の反応なのだと思います。
条件反射みたいなものでしょう。

そういうものを
未来のために有効利用できるかというと
強いネガティブな感情を伴っている限りは無理ですよね。

でも、感情を切り離してしまえば
「こうするとこうなる」
という単なる経験に過ぎません。

それを未来のために活かすなら
とても有益な経験になるはずです。

が!

条件反射みたいな反応ということになると
これはなかなか厄介ですよ。

思考が介入していない「反射」ですから
コントロールする余地がありません。

なので
失敗を「良い経験」としてハンドリングするためには
感情の切り離しが必要でしょうね。

過去の自分を振り返って
その情景の中にいる自分から幽体離脱して
客観的に出来事を掴んで整理して
活かすべきポイントを明らかにする。

そんなことができたら良いのです。
それで失敗が「良い経験」になります。

私なんかは
比較的嫌な経験が記憶に残らなかったりするタチなので
そういうところに感情が入りにくいのですけどね。

あれ?
記憶に残らないんじゃ経験を活かしようがないじゃん。

むー。
自分の場合は、そこが課題だったのね。

どうやったらうまくいく?

仕事柄
どうやったらうまくいくのか
どうやったら成長できるのか
そんなことばかり考えています。

皆さんもよく考えるでしょう?

そういうのって、何となくセオリーのようなものは見えているけど
でも、完全な完璧な正解なんて無いわけで
だからこそ昔から皆そういうことを考え続けているのですよね。

きっと今後、ずーっと考えていっても
終着点は無いでしょう。
だからこそ面白かったり価値があったりするのだと思います。

そして、もちろんこのブログもそんなネタが多くなるわけですが。

さて、「うまくいく」とは何でしょう。
どうしたらいいのでしょう。

思った通りになる
ということでしょうね。一般的には。

さぁ、これを
成長することを前提に考えてみましょう。

「思った」と「通りに」と「なる」

「思った」は、目標の設定で
「通りに」は、計画でしょうか。
「なる」は、実行・行動でいいですかね。

じゃぁ、この3つが大事なのですね。

目標設定は、どうしましょう?
ゴールは高い方がいいです。
というか、今の自分ではできないこと
それがゴールじゃないと意味はありません。
今できることでは成長しませんからね。
ちょっと勇気が必要ですね。

次に1コ飛ばして
実行・行動でいきましょう。
これはもう
可能な限りすぐやる
頑張ってやる
諦めないでやる
これに尽きます。
シンプルです。

これができないなら修行しましょう。
自分自身と戦いましょう。

最後に計画ですが…
これは要注意で最重要かもしれません。
なぜかというと
多くの人が逆のことをやる習慣が身に付いちゃっているからです。

難しいことや、やったことが無いことは
時間がかかっても仕方ない
と思っているでしょう?
なので、締切を甘く設定したり、設けなかったりします。
この時点でゴール達成は不可能になりますが
問題は計画の立て方にあったりします。

大抵はこうやるでしょう

「今のレベルがこうだから
次はコレをやらないといけないな。
それができたら次はアレで、その次は…
うーん、いつ終わるのかわかんないな」

この考え方が「逆だ」ってことです。

大事なのは
「ゴールに到達したいのはいつなのか?」
です。
なので、最初に時間軸上にゴールを置きます。
次に、それを達成するために必要なことを
ゴールから現在に向かって
時間軸上に配置していきます。

間違っても、現在の側から組み立ててはいけません。
大抵は「無理だ」ってことになって破綻します。

全部が出そろったら
それぞれの所要時間などを考えながら
時間軸上の長さを整えて
バランスを取ります。

計画が完成したら
現在に一番近い項目に取り掛かればいいですよね。
アラ簡単。

構成する項目をこなせないなら
項目数を減らしたり、レベルを下げたりして調整することになるかもしれません。
でも、これをやると、ゴール自体が変化してしまいます。

コンペティションがゴールなのであれば
大会の開催日は変わりませんので
限られた時間内で達成するにはどうしたら良いのかを
項目を構成するもの自体を変えたり調整したりして
知恵を絞って工夫するしかありません。
ここにルールとかセオリーは無いと思います。
いかにアイデアを出せるかという勝負になります。

と、一例を説明してみました。
さぁ、頑張ってみましょう。