夢に理由なんて要らない

趣味でも仕事でも
ライフイベントのようなものでも何でもいいのですが。

自分の夢を設定して
それを実現したときのメリットなどは明確化できるかもしれない。

しかし
なぜ自分がそれをやるのか?
なぜそれがやりたいのか?
その理由は明確化はできないかもしれない。

理由が必要だと思い込んでいたりしませんか?
理由がないとダメなんだって。

そんなことありません。

でも、そもそも夢を掴みに行くパッションなんてのは
奥深く探っていくと
そこにあるのは理屈ではなく
感情だったりするのですよ。

仮に、何か物体にまつわることが夢だったとしても
本当は、それを手に入れたときの
感情が欲しかったりするのです。

夢の実現は
その感情を掴みに行く
ということです。

そんなの理屈じゃ無いです。

だから、自分の夢について深掘りして
理由付けなんてしない方がいいですよ。
理由なんて考えていくと
せっかくの夢が
つまらない形に変わってしまったりするから。

なにも自分じゃなくてもいいじゃないか。
なにもそれじゃなくてもいいじゃないか。
なにも今じゃなくてもいいじゃないか。
…べつにやらなくてもいいじゃないか。

そんなふうに。

下手に理由を考えて体裁を整えて
中途半端に腰が引けた夢なんて
面白くもなんともなくて
滑稽なだけです。

もちろん
他に対する貢献とか
そういう夢であれば
理由も体裁も大事なのでしょうけどね。

でもそれも
深掘りすれば根っ子は同じなのかもしれません。

とすれば
多くに対してより価値のある夢を設定するということは
自身の心が磨かれていないとできませんね。

自分の感情も周囲の多くの感情も
同時に満足できる
そういうのができたら本当に立派なのでしょう。

コロナ後の計画色々

世界的にコロナの感染が落ち着いてきたので、やはり人の動きが活発化してきたようですね。

恐らく東京にいれば、そういう雰囲気も実感できるのでしょうが、ここ埼玉の鳩山町では全く分かりません。

とはいえ、オーストラリアの大学生から、当チームのメンバーに「日本に遊びに行くから東京で会わない?」と連絡があったりしますので、多少は以前との違いが感じられるかな。

なぜオーストラリアから連絡があるのかといえば、当然Formula SAE関係なわけです。

我々はオーストラリア大会で海外大会デビューを果たし、かれこれ20年以上、オーストラリアを中心として海外大会に出場しているので、やはり現地の学生からしたら連絡を取りやすいのでしょうね。
学生にグローバルな視点を持ってもらうためにも、こういうのは大事なことです。

私もオーストラリアの大学でFormula SAEをやっていた連中が、卒業後に日本に遊びに来た際には、一緒にバイクでツーリングをしたり観光をしたりしたものです。

近年では、オーストラリアの景気の良さと日本の景気の悪さが相まって、日本に旅行するにはちょうど良いのではないでしょうか。
オーストラリアに限らず、といったところでしょうが。どんどん来てほしいものです。

我が研究室の学生達は、卒業旅行を計画しています。
行き先はヨーロッパだったりアメリカだったり。
皆で同じところに行くわけではなく、単独とか二人でとかバラバラなのですが、これは就職後のことを考えて、それぞれ目的地を設定している結果です。
単に旅行としてエンジョイしてくるわけでなく、学びに行くということです。偉いなぁ。
彼らは在学中最後の海外遠征を逃してしまいましたから、その変わりの何かを手に入れに行くのでしょう。

私はと言えば、今年の夏休みには、ついに念願のオーストラリア大陸縦断ツーリングを実行することにしました。
すでにレンタルバイクや飛行機の手配は完了しています。
こういうのはギリギリに動くとロクな事は無いですから、早めに動くに限ります。
というか、暇なときに飛行機の空き具合をチェックしてみたら、結構動きがあるというか、半年先でもうかうかしてると埋まってしまいそうな雰囲気だったので、予約してしまったのです。やはりコロナ開けの人の動きはダイナミックになってきているようです。

2019年の年末にオーストラリア縦断ツーリングを実行しようとしたら、現地の北部は雨期ということで、縦断目的ではバイクを貸してもらえなかったのす。雨期は道路が冠水して寸断されてしまうことが多いので。オーストラリア北部は熱帯なのです。
その時は、ブリスベンからメルボルンへのルートに変更しました。

で、今回は冬に実行ということです。ちなみに、南半球は季節が逆なので、日本の夏には現地は冬です。さらに言うなら、南半球では北向きの家は日当たりが良いので人気があります。

ブリスベンからメルボルンへのツーリングは、内陸部をグネグネ走って、7日間でざっと3,700kmでした。
今回計画している大陸縦断は、メルボルンから出発して、北のダーウインまで9日間で4,300kmくらいになりそうです。
メルボルンではなくアデレードから出発すれば最短距離で3,000kmで済むのですが、アデレードのオフィスが閉鎖してしまったため、メルボルンから出発すると800kmくらい余分に走ることになります。加えて、オーストラリアのど真ん中にあるエアーズロックに寄ると、さらに500kmくらい増えるわけです。

今から大変楽しみではあるのですが、例によってタフなチャレンジになるのは間違いないでしょう。

できなくてもやってみな

ロクに設計の経験どころか
ものを作った経験も十分に無い学生が
レーシングカーを作るとなったら
どうしたらいいでしょうね。

まずは自動車について学ぶ?

そうですね。
それはもちろん必要です。

で、知識を深めていって
完璧になったら設計に入る?

そりゃ無理だろうな。
完璧になんてならないだろうし
チマチマやってたら時間切れになるか
そのうち飽きてダラダラになるのが関の山。

というわけで
今回はその辺のお話しにしましょう。

レーシングカーを作る話で進めますが
他のことでも本質は一緒だと思います。

まず、クルマのお勉強は大事ですね。
とはいえ、日本にはどうやってクルマを作るか
なんて情報はほとんど無いのが困ったところ。

洋書を漁ればいくつか見つかると思いますので
頑張って探しましょう。

英語があまり得意じゃなくても
大好きなことを必死になっているなら
きっと何とかなりますよ。
丸々翻訳する必要なんて無いので
気になるところだけ
面白そうなところだけでも良いので
できるだけ理解しましょう。

たぶん、どうしてもクルマが作りたいなら
自分でもビックリするくらい理解できるはずです。

これで英語も分かるようになっちゃいますね。

で、ある程度知識を仕入れていったら
設計してみたくなるでしょう。

誰に遠慮する必要もありません。
やりたければ始めましょう。
すぐに。

最初はうまくいかないでしょう。
それでOKです。

やりながら、何がうまくいかないのか
なぜうまくいかないのかを見極めましょう。
原因が見つかったら
それを解決すればいいのです。

それが学びです。

「十分に理解もしていないのに…」
と言う人がいますが
気にしなくて良いです。

できることは、できる範囲でやってみましょう。

部品を作ったりするのも同様です。

知識もスキルも十分じゃないのに
作ってみたら、そりゃぁ大した物はできないでしょう。

思い通りにいかなくてガッカリしたり
ダメな物に対する周囲のリアクションもあるでしょう。
時には怒られたりするかもしれません。

でも、気にしなくて良いです。
というか、そういう情況でもやり続けるのが大事。

同じようなことを繰り返しちゃダメですけどね。

大事なのは
やる気を持続させることです。

最初は、やってみても思い通りにはいかないでしょう。
でも、そんな中にもちょっとした面白さとか
何かしら新鮮な感覚があったら
うまくいかなかったことから分かることが見えるはず。
それを大事にしましょう。
それは、やらなければ分からないことだから。

そこで
知識とかスキルが必要だ
と感じられたらOKです。
それが学ぶ原動力です。
その気持ちを大事にしましょう。

そういう気持ちは「やりながら」じゃないと得られません。

色々調べて、覚えて、その後で
なんて考えるからできなくなっちゃうのです。
「その後で」なんて先送りした時点で
それは「できないこと」「やらないこと」の仲間入りです。

できるようになったらやろう
ではなくて
今すぐやろう
にしましょう。

ただ、評価者とかメンターはいた方が良いですね。
自分がどんなレベルにいるのかが分かれば
この先どうすれば良いのかが分かりますから。