うまくいかない原因

だいぶ分かってきましたよ。
うまくいかない原因が。

まず
「あとでやろう」

これがダメなのは自分でも良く分かっています。
大抵ダメです。
「あとで」
なんてのは、いくらでも引き延ばせるし、そもそもそれは「今やらない」と同義です。
やらないのです。

仮にやったとしても、美味しい時期は過ぎていたりする。
そしてブラッシュアップする時間が無い。

さっき送りにすればするほど面倒になる。
高飛び込みと一緒。

この辺は過去にネタにしましたが、改めて思うことです。

「今すぐやりたい」
を習慣化する。
これが大事。

そこに含まれる大事なこと。
それはアウトプットに関すること。

「やる」です。

これは今の若い世代には結構難しいようですね。
「自分の中で」が大好きでしょう?

正解か不正解かのゼロヒャク思考が強いとそうなるのかもしれません。

これ、学校でのお勉強で、正解・不正解のみの価値観の中で成長してくるとそうなりがちだと思うのだけど、どうなのでしょうね?

理想としては、レベルが低かろうが、間違っていようがアウトプットして、そこからブラッシュアップして最適化したいところです。
可能なら、「やりすぎ」レベルからスタートして、レベルを下げる方向のブラッシュアップであれば、短時間で最適化が可能です。
勇気要りますけどね。

反対に、小さく弱いステップで最適化しようとすると、終わりが見えず、とても長い道のりになります。

と、この辺がクリティカルなところなのだと思っています。
結局、「すぐやる」が極めて大事なのだ、と。

もっとも、そういうマインドにシフトしていくためには、そう思える環境、可能性を感じられる環境を作ることが大事で、それは年長者の役割なのですよね。

チャレンジできる環境、言葉を変えるなら、失敗できる環境とも言えるかな。
そういう環境を作れるか否か。それが大事なのでしょうね。

一歩一歩

何かが見えたと思いきや、次の壁が見える。
人生そんなもんです。修行です。

エコランのもてぎ大会が済んで、課題が一つ明確になったと思いきや、案の定、次の壁が登場です。

これまた基本的なところ。
コミュニケーションです。

コミュニケーション能力に問題があるとは分かっていました。
ちなみに、問い掛けに対して反応しないとか、そういったレベルではありません。
恐らく学校での通常の生活は全く問題がないどころか、良いこと言われるであろうレベルの学生でも、根本的な部分に問題あるようです。

企業にお勤めの、四十代以降の人なら分かると思います。
というか、皆さんが今まさに悩んでいるだろうと推測します。

そう、「報連相」です。

先輩と飲みに行かないとか、定時になったら仕事が終わってなくても速攻で帰るとか、その辺の奥の奥にあるのがコミュニケーション。

これ、想像以上に手強いということを再確認しました。

その根底にあるのは価値観なのですが、ソイツが心のかなり深い部分に定着している。
その深さが想像以上で、年々深くなっています。

一応言っておきますが、これ、環境によるものです。
本人のせいではありません。
我々年長者の責任です。

その根底にあるものも分かっています。

「将来、できるだけ楽な暮らしをするために」
です。

そんな価値観を持っていたら、できるだけ早く実現したいに決まってます。

でも、楽をするということは、他に価値を発信したくないということで、外から見たら無価値な人間です。

そんな価値観を彼らに刷り込んだのは年長者です。

まずいぞこれは。
そんなことになったら救いが無い。
先人が築いた伝統とか文化とか歴史とか、全て食い潰してしまう。

というわけで、問題が見えました。

ここから一歩一歩やっていきましょう。
ショックが大きかったのでガツンと下がりましたが、すぐ上がる。
諦めないぞ。
それが夢工房だ!

しかしこれ、学校の教員だけで何とかなるのかね?
ならんだろうなぁ。

今年のエコランもてぎ大会

今日はエコランもてぎ大会でした。
50ccの手作りマシンやバイクで燃費を競う大会です。
もてぎ大会は言ってみれば関東大会というか、北日本大会といったところ。
他には鈴鹿大会、熊本大会があります。

さて、当チームはどうだったか。

結果は、手作りマシンによる大学生クラスはリタイヤ。
市販のバイクを改造した二輪車クラスはリッター当たり158kmで3位という結果でした。

現状では、大会出場経験の少ないメンバーでチームが構成されているので、成績が今ひとつなのは仕方ないのです。

3位じゃ悪くないじゃないかって?
1位以外は負けですよ。

現状において成績よりももっと重要なのは、勝てるチームの基礎作り。
自発性、自律性はもちろん、勝つためのメンタルやマインドです。
そういう意味では大いに収穫があったと言えます。

当チームは、基本的に学生の自主性に任せています。
なので、考えが甘かったり方向性がおかしかったりすると、それが成績に直結するのですが…

実はそこで大事な経験が積めるのです。

まず、何を考えて何をやると、どういう結果が得られるのか。
そのワンセットを経験するのが大事。
つまり現状把握です。

彼らが望むゴールとのギャップを客観的に捉えらえて基準を作り、次に繋げる道筋づくりが今回の大会でした。

そのためには、現状に向き合う冷静さと、課題を克服するためのモチベーションの、一見矛盾しそうなものが必要です。

そういう意味では概ね成功したととらえています。
今後にご期待ください。