出来が良いだの悪いだの

人の成長は失敗を乗り越える中にある
というようなことを散々記事にしていますが
もちろんそれは
とても重要なことだと思っているからです。

ダメ出しされたり怒られたりというのは
別に良いと思うのです。

その時点で「もうダメだ」と思ったり
その状態を何とかしようとしなかったり
ということ自体がダメなのであって
ダメなことをすること自体がダメなわけではありません。

ダメな状態を何とかする
というのは成長そのものですから。

そういう意味では
ダメなことをするヤツは
チャンスに溢れていて
可能性に溢れている
という見方もできます。

最悪なのは
「どうせダメだから」
と、ダメなことすらできない状態です。
これはもう、本当にダメです。

そんなふうに考えているのは
私自身、出来が悪かったからかもしれません。
「悪かった」?
いえ、今も良くはないですね。

なので、出来の悪い人間を否定するというのは
自己否定に繋がる??
そうかもしれません。
今も困難を乗り越えながら成長中なのですよ(笑)

こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが
我が東京電機大学は
決して出来の良い方ではないと思います。
偏差値的に。

でも、学生達は結構魅力的です。
素直で頑張り屋が多いのです。

これ、エンジニアとしては
素晴らしい資質だと思うのです。

ダメ出しされても行き詰まっても
素直に頑張れれば成長しますもの。

初期値として出来が悪くても
困難を克服した経験が積み重なれば
その後は加速度的に成長していきます。

なので、すっごく就職率が良いとか
卒業生に社長さんが多いとか
まぁ、そりゃぁそうだよな
と思ってしまうのです。

卒業式前日 卒業記念行事2022

明日は卒業式です。

昨年も似たような投稿をしましたが、私の研究室では卒業式の前日に「卒業記念行事」と称して恒例行事をやっているので、似たような投稿になるのは当然。

内容は基本的に毎年同じです。

まずはお昼に神田の「やぶそば」からスタート

続いて、靖国神社参拝と遊就館の見学。

そして夜は、神田に戻って
創業120年の鳥すきやき「ぼたん」で会食です。

佐野先生、お元気でした

去年は「ぼたん」ではなく神楽坂の割烹でしたが、本来はこちらが行きつけです。
ここ数年は、コロナ禍で自粛してたり卒業式前夜が日曜だったりして、ぼたんに行けなかったのです。ちなみに日曜は定休日です。

今回は久々に佐野彰一先生にお越し頂きました。このところコロナ禍でお会いできませんでしたが、相変わらずお元気で何よりです。

日本で最初かつ、初めて優勝したF1マシンの設計者と話をする機会があるとは、彼らはなんて恵まれているのでしょう。
今回は、F1挑戦から4WSの開発、自動車の安全に関することまで、幅広くお話しを聞かせて頂きました。
卒業生達が、これを人生が変わるような出会いとするかどうかは本人次第。

今夜は九段のビジネスホテルに泊まって、明日は日本武道館で卒業式に出席です。

君にとっての「新しいこと」は?

二十一世紀に重要視される唯一のスキルは、新しいことを学ぶスキルである。
それ以外は全て時間とともに廃れていく。
ピーター・ドラッカー

この「新しいこと」をどう見るか?
「最新のテクノロジー」と 限定して見る?
新しい考え方?新しいやり方?
何でも良いでしょうね。
現在無いものが「新しいこと」です。

つまり

何にせよ答えが無いってことです。
だって、すでに答えがあったら
それは新しくないですから。

「それ以外は全て時間とともに廃れていく」
ってのがヘビーですね。

「新しいこと」とは誰にとって?何にとって?
誰でも何でも良いのだろうけど
「学校における学生にとって」
という前提でいくなら
実行する本人にとって新しい
というのが根本的に重要なところでしょう。

何も最新のテクノロジーではなくてもいいし
使い古された技術でもいい
この時点では、本人にとって「新しい」ことが重要。

スタートはそれで良いと思います。
学生本人が、本人にとって新しい経験をしていって
人から受け取る「新しい」経験に飽きて
視野を広げて模索しはじめれば楽しくなってきます。

自分にとって新しいということは重要で
それが他人にとって新しくないから
という理由で引け目を感じたりして
手に入れられなかったりすると
当然そのためのスキルは磨かれず
その先の成長が制限されます。

ビギナーのうちって
相対的にレベルが低いから
という理由で遠慮してしまったり
ものごとを悲観してしまったりして
結局、機会そのものを失ってしまうことが多いのかもしれない。

それをぶち破るためには勇気が必要だと思います。
「バカになれ」ってそういうことなのでしょうね。

そこでヘタにお利口さんぶったりすると
貴重な機会を逃してしまう。

本当のお利口さんは相応のトライをすればいいですが
やり方は色々あるのです。

学生のうちに自分のやり方を形作れたら上等です。