墜落…しないために

昨日に続いて飛行機ネタです。

今回は、お師匠様の佐野彰一先生からの受け売りです。

佐野先生は、ホンダF1第1期の車体設計者ですが
学生時代に専門で学ばれていたのは航空機なのです。
で、ホンダがF1を始めるときに
モノコックボディを設計するなら航空機を学んだ者が適任だろう
ということで最初のF1マシンの設計に抜擢されたのですね。
飛行機はF1マシンと同じ応力外皮構造(正しくはセミモノコック構造)ですので。

その佐野先生が、こんなことを仰っていたのを
ふと思い出しました。

開発は飛行機が飛んでいるようなものなんだよ。
高度があれば飛行中にトラブルが起きても
墜落するまでの時間を稼いで何とかできる可能性が高まる。
開発を早く進めておくというのは
高度を稼いでおくということと同じなんだよ。

あぁ、なるほど!
と思いましたね。

開発を早く進めておくのが良いことは
誰でも何となく分かっていることでしょうけど
実際にそうしておくことの重要性を
概念として理解するにはピッタリの表現ですよね。

名言に思う

世の中には良い言葉がたくさんあります。

けど、多くの人はそれらを知っていても
あまり実践しようとはしませんね。
そんなことないですか?

なぜなのでしょうね。

たぶん「響かない」のかな?
自分とは関係ないと思っているのかもしれません。

リアリティが感じられないとか?
即効性が無いから?

偉人の名言などは
頑張って成果を出した人が
自身が実感したことを言ったわけで
かなり参考になるというか
重要で貴重な情報なのですよね。

私はそもそもあまり出来の良い人間ではないので
単純に「あー、なるほど」と
受け入れちゃうクチなのですけどね。

原因と結果の法則ってあるでしょう。

特定の原因には
相応の結果がついてくるのは当然のこと。

であれば
うまくいった人の真似すればいいじゃないですか。
何もしないよりは良いことが起きそうですよね。

安倍元首相が亡くなりました。
生前、色々と言う人はいましたが
私は、安倍元首相は国際関係では
凄い活躍をされた方だと思っています。

あんなにダイナミックなことができる首相は
ここしばらくいなかったのではないでしょうか。
まだまだ活躍できたはずなのに大変残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

やったら分かることも多い

今の学生達に対して
問題解決能力が重要
とか
批判的思考を持とう
とか言われています。

これ、もっと簡単に言ったらいいのに
と思うのです。

というか、こういう表現は勘違いしやすいですよ。
結局、彼らを成長させたいわけでしょう?

問題解決能力なんて
一見すると
問題を解く力を身に付けよう!
って
「机の上のお勉強できるようになろうぜ」
みたいな感じがするでしょう?
出された問題解けるようになれ
みたいな。
違いますよ。

好きなことをやって突き詰めて
壁にぶつかったら
それこそが問題です。

それを乗り越えられるようになろう!
ってなことでしょう。
それでいいでしょう。

批判的思考も分かりにくいですね。
これなんか
やたら人の意見を批判すればいいんか?
重箱の隅つつくんか?
みたいな勘違いしそうですけど

それじゃ単に意地悪なひねくれ者で
ダメなヤツじゃないですか。

そうじゃなくて
自分に限らず
今、当たり前のように
受け入れているとかやっているとか
そういうことに対して
「本当にこれでいいんか?」
と考えられることです。

これらが大事だって
考えた人は偉いと思いますけど
もうちょっととっつきやすい展開を考えた方が効果はあると思うんです。

それに大事なことが抜けている気がします。
「何のため」が無いですよ。
一番大事なヤツ。

あ、ヤバい。
間違えた批判的思考やっちゃってるじゃん!

そう、文句言いっぱなしじゃダメですね。

こういうのって
コンペティション一所懸命やってれば
自然と身に付いちゃうと思うんですよ。

大好きで逃げたくないものなら
何かあっても
何とかしたいと思うでしょうし
現状維持しないで
もっと良くしたいと思うでしょう。

難しいことを頭で考えるのも大事ですが
やってみて体で覚える
みたいのも効果的ですよ。
やれば分かることって多いですからね。

対して
分かっていてもできない
ってことも多いはず。