効率とコミュニケーション

「コミュニケーション能力が…」
とか言われたこと、聞いたことがあるでしょう。

それは若い世代に限ったことではありません。

知っての通り
「コミュニケーション能力」は
上手に世間話ができることではありません。

他からの情報を受け取り
理解し、考えて
発信すること
という
一連のスキルと言ったら良いのでしょうか。
まあ、そういうことです。

仕事をする上では基本的に重要です。

そこには
モラルや
マナーや
一般論はあるでしょうけど
正解はありません。

経験を重ねる中で磨いていくものです。

なので
やらないとできるようにはなりません。
失敗しながら磨かないと向上しません。

一般的に
学校の授業では学びません。
数値化して成績表に付けられませんから。

そして
「便利さ」や「効率」という名の下に
我々が捨ててきたものの一つです。

捨てた実感は無いかもしれませんが
長い年月をかけて
少しずつ失ったのです。

そもそも
技術の進歩による利便性の向上
なんてものは
面倒なことをしなくても済むためにやっているわけで
コミュニケーションは
面倒なことの代表格でしょう。

学校でも似たような事になっています。

コミュニケーション能力を数値化して
成績にしたりして評価できません。

なので、そんなものを磨いている暇があったら
テストの成績が向上することを覚える方が
効率が良いわけです。

チームで力を発揮する能力なんてのは
いくら高くても
成績表の上では1点も付きません。

そんなわけで

効率を最優先にして
コミュニケーションは最小限
失敗を、無駄を許さない
正解を求める

そういった方向に進んで
ここまで来ました。

ついでに言うなら
人の持つ問題とか悩みのうち
そのほとんどは
人間関係に起因するものです。

コミュニケーションの途絶は
効率の面で言えば好都合
…のはずが

コミュニケーションを取らずに
問題は解決しないという皮肉。

そして
新しいものは
人と人との関係から生まれることが多い。

そりゃそうです。
「価値」って
「誰か(他人)のため」ですから。

なので
コミュニケーション能力は
価値を受け取る能力
価値を発信する能力
とも言えますね。

「面倒だから」
と切り捨てて良い能力ではない
ということです。

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