The Majority

Majority(マジョリティ)
多数派のことです。

多くの人が
同一の価値観とか行動とか嗜好とか
そういったものを持っている状態ですね。

多数派に属するか否か
これは個人の価値観によるところで

あなたにとっては
どちらが気持ち良い?
ってことなのでしょう。

学校では、少数の教員によって
多くの学生が動きます。

なので、マジョリティが形成されやすい…

かといったら、そうとも言いきれませんが
でもやはり、コロナ禍での行動などを考えると
学生のみならず、多くが特定の指示に従う
という習慣を手に入れてしまったために
他の価値観とか意見に流されやすい傾向になっていると思います。

具体的なところで言うと
先生だかメディアだか分かりませんが

「TOEICが大事だ」
「インターンに行くべきだ」
「資格が有利」

なんて情報があると
かなり多くが何の疑問も持たずに追従します。

最終的には
皆が同じことをやったら差別化ができないので
そんなのは、ちっとも有利にならない
というジレンマになるはずなのですけどね。

まぁ、大学とか大学院なんて学歴も同様で
現にそうなっているわけですけど。

そんな彼らが何を見ているかというと…

立派なデッカイ会社に「入る」こと
です。

なんとか就職すること
かもしれませんが。

で、学校で覚えたことを
そこで言われるままに小出しに吐き出していけば
そこそこの暮らしができる…わけはありません。

ひょっとしたら先生は
そういうことを知らない可能性がありますね。
なので、勉強できれば仕事できるはず
みたいなことになっちゃうのかな。

そういう状態に対して

「おめぇ、仕事ナメてんだろ!?」
って、言ってくれる上司や先輩がいれば
気付きを得て、変化する切っ掛けになるかもしれませんが
最近は、そんな人はいないかもしれません。

ブラックとか言われちゃうし
ハラスメントとか言われちゃうし
部下が辞めちゃうのが怖いだろうし

難しい世の中になってきましたね。

ついでに言うと
なぜ高校生、中学生が受験勉強するかというと
希望の学校に「入る」ためです。

組織に入って、どんなことをしたいのか
それは問題ではない場合が多かったりするのですね。
入ることが重要なようです。

そんなことを幼少の頃から続けていたら
何の疑問も持たないでしょう。
習慣だもの。

この流れは、どうにもハッピーになれそうもありませんね。

そもそも
「入れれば良い」
というのは
彼ら自身の心の底からの望みなのでしょうか?

であれば、別に何の文句もないのですよ、実は。
好きなように、納得いくようにやってくれたら良いです。

そういったものに耐えきれない
パワーを抑えきれないマイノリティが一定数いるはず…
というか、最近は結構いることが分かっています。

そういった連中のパワーを解放するお手伝いは楽しいですよ。

数が少なくてパワーがあれば
それは「希少価値」ですから
美味しさ倍増です。