教育の極意

別に極意に気付いたからって
できるって訳ではないのですけどね。

人間は難しいです。

何かを変えたい
と思うことが良くあるでしょう。
無いですか?

対象は
人でも組織でも、環境でも良いのですけど
自分以外です。

でも結局
他人の心なんていじれないので
無理なんですよね。

いやいや
諦めたわけじゃないですよ。

相手をモディファイしようと思うのではなく
相手が「変わりたい」と思う切っ掛けが必要なのです。

何かを発信して
それを受け止めた人が変わりたくなる

そういうロジックじゃないと
うまくいかんのでしょうね。

そういうことを考えていると…

教育も一緒で
今より「できるようになる」ってのは
つまり現状から「変わる」ってことですが
そんなの外力でやろうとしても
たかがしれています。

なので

先生が教えて(伝えて)
やらせる

といったような方法は
そりゃ言われれば、そこそこやるだろうけど
結局ダメなんじゃないか
というか
限界があるよね
というところに落ち着いちゃうのです。

じゃぁ、どうしたら良いのか?

本人がやりたくなる環境を作るのがベスト
というのが現時点での結論なのですが
前々から何度かネタにしているように
これは実に難しい。

これを例えると…

こんな感じだなぁ
と思ったのです。

これ、ラジオメーターといいます。
数年前に卒業生達が誕生日にプレゼントしてくれたものです。

ガラスの球の中に風車が入っていて
赤外線が当たると回転します。

もちろん、人が直接風車を回すことはできません。
自ら回るような環境にする必要があります。

今日はコイツが目に入って
人間関係って、こういう感じだよなぁ
と思っていた次第です。

教育って
いかに自分から回りたくなるようにするか
ってのが勝負なんでしょうね。

人間は難しいです。
だから面白いのです。