問題を自分事にして成長だ

学生が立ち話をしているのを聞いていると
結構文句が多い気がします。

私もかつてはそうだった気がします。
いや、きっとそうでした。
いや、どうだったかな。

文句ばかり言っちゃう理由は簡単で
日々、やらされていることばかりだから。
だったら、そりゃぁそうなるでしょう。

何をやっていても
それをどう捉えるかは
自分の意識次第です。

指示されたことをやっていても
自分の意思を入れて自発的にやっていれば
それは「やっている」と感じるし

好きなことをやっているつもりでも
自分の意思が発動せずに
「やらされている」
と感じていたら
それは、やらされているに他ならないのです。

大学は自らの意思で行っているはずなのですが
そこで自らの意思が発動する機会はほとんどばければ
意識の上では「やらされている」ということになります。

文句ばかり言うのは学生に限らない?
そうかもしれません。

文句ばかり言っていても何も良くならないよね
というのは何度か記事にした気がします。

文句が他に波及する影響は結構大きくて
そういうもの問題ではあるのですが

文句を言うというのは
「自分のせいじゃない」
ということです。

なので
「その問題に関しては自分は関係ないから
何もする必要がなくて
問題の張本人が対処すべきだ」
ということですね。

もっとも、文句を言ってるのは
その「張本人」にではなかったりもしますので
その場合は全く何も変わりませんけどね。

なので、問題自体は何も変化しなくて
自分は文句を言い続ける
ってことになりますね。

もしストレス発散のつもりで言っていても
全くそうはなりませんね。

他人が言う文句を聞いていても
全く気持ちよくないので
そういうのが聞こえないところにいれば良いのですが
今回言いたいのは、そういった
快とか不快とかいうことではありません。

文句を言うのは
自分のせいじゃない
と思っていること自体が問題で

それはつまり
自分には解決できない
ということになってしまうよね
ってことなのですよ。

実はこれ、とてももったいないことです。

「いやいや、そもそも
それは自分のせいじゃないから
自分は何もする必要ないじゃん」
と言いたいかもしれませんが

何もしないってことは
何もできないままだよね
つまり成長する必要がないよね
ということが言いたいのです。

なので、問題を自分事としてとらえて何とかしていけば
必ず成長できます。

他人ごとにしちゃうと
そのチャンスは無くなります。

ついでに言うと
そういう姿勢でものごとに取り組んでいると
文句は出てきません。

もちろんクヨクヨしちゃダメですよ。
後ろ向き、下向きじゃ
なにも解決できませんから。

でも、何でもかんでも首を突っ込んで
あれこれやってたら身が持たないでしょうから
自分の譲れないものは何なのかを決めて
やっていくといいでしょうね。

夢工房でやっている学生達は
日頃ほとんど文句を言いません。

だって、自分の好きなことをやっているわけで
強制も拘束もされていませんから
文句を言う相手はいません。

むしろ、色んな人にお世話になっていて
おかげさまで日々の活動ができているわけで
感謝することはあっても文句を言う相手はいません。

色々やっていたら
そりゃぁうまくいかないことも多いわけで
文句の一つも言ったらいいじゃないか
とも思うのですが

言ったら言ったで
「そんなに嫌ならやめたらいいじゃん」
って言われちゃうかな(笑)

日々、着実に成長している彼ら
手強いのは己の中に潜む過去の慣性力…のようですね。

頑張れ頑張れ。

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