やはり心が大事なのでした

どうもアレですね
理系の世界にいるからかどうなのか
どうも理屈によって色々なものが決まって
それで人が動くと思いがちですが

人は理屈では動かない

それでも、理屈で人を動かそうとしますよね。
正論を唱えれば動いてくれるんじゃないかと。
このブログもどうなんだ?って感じですよ。

「これがこんな風にできると
こんなに良いことがあるよ!」
(もしくは、できないとこんなに恐ろしいことになるよ)
なんて外部から働きかけたら人は動くか?

動くこともあるけど
動かないこともありますね。

何でかというと
そもそも人を動かしているのは何かというと
感情(心)だからですね。

理屈を自身の価値観に照らして感情を動かすなら
結果として人は動くのでしょうけど
そこに至らなければ動かない。

親や先生が
「勉強しなさい!」
なんて言っても
心が動かなければやらんですよね。
自身、勉強しなきゃいけないことなんて百も承知
でもやらない。

同様に
他人に正論ぶつけても
実行するかどうかは別問題。

なので、言っていることが正しいかどうかなんて
そんなことは問題ではないのですね。

皆分かっているはずです。
「分かってるんだけどね~」
って思っているもんね。

なので考えるまでもなく
大事なのは心なのですけどね。

その辺を重視して
伸ばしたり鍛えたりってのには
意外と無頓着ですよね。

まぁ、これといった答えのない世界なので難しいのでしょうけどね。
でも、ジタバタすべきだと思うのです。

で、夢工房は日々試行錯誤しているわけです。

ピンチで自律性が鍛えられたりしてますよ

最近は、コロナのワクチンに伴う懸念や陰謀論みたいのが話題になってるようですね。

あとは、そもそもCO2による地球温暖化なんて嘘っぱちだとか。

そういうのって、全く気にならないわけじゃないけど
あまり気にしてません。

だって、そんなの本当のところ分からないもん(笑)
情報なんていくらでも操作できるし
物事なんて、どういう見方をするかで
かなり解釈を変えることができるし。

なもんで、全く興味が無いわけじゃないけど
そういう話題に執着はしません。

「ネットに出てたから」
とか
「テレビで言ってたから」
とか
そんなのに一々振り回されてたら全く面白くない。

まぁ、そういうことに関しては
人に迷惑が掛からないように
できるだけ物事が良い方向になるように
自分で判断して行動するしかないと思ってます。

情報の入手は大事だけど
それに振り回されたら行けません。

具体的にはCOVID-19に関しては
感染、拡散を予防するような行動が大事なのは間違いないでしょう。

CO2に関しては、排出抑制に関する意識は大事だとは思いますが
むしろ大事なのは、環境を良くしようという意識や
化石燃料は有限だということを意識しておくことかなと思います。

あとはもう、自分のやるべき事をやるだけです。
自分にはどうにもできんことを
クヨクヨしたり怒ったりしてもしょうがないですから。

で、自分は何をすべきかというと
今後、少しでも世の中のお役に立てるような
エンジニアの卵を育成しておくことに尽きるのです。

そのために夢工房は何をしているかというと
教えない
のです。
まぁ、ものにもよりますけどね。

彼らに教えたり、具体的な指示を出して
それによって行動するようにしたら何が起きるでしょう。

たぶん、言われたことをやります。
うまくいけば、言われたことができるようになります。

でも、それを継続すると
言われたらやる人間と
言われるのが嫌でやらない人間
ができあがります。

いずれにしても
自分で考えることができなくなってしまうし
自分の考えによって行動するなんてのは
到底できるようにならないでしょう。

それに、年がら年中
彼らにやるべき事を指示するなんて無理です。

何より、もし彼らが指示によって動くとしたら
それは単に私の頭の中にあるイメージが形になっただけで
そんなのは全く面白くありません。
驚きも感動もない。

それに
「言われたらやる」
みたいな人間を量産して
彼らがドバドバ会社に入ったら
指示を出す先輩や上司はどうしたら良いのでしょう。
ただでさえ忙しいのに
新人達の仕事のお膳立てに凄まじい労力が必要になります。
職場に人を増やしたら生産性が下がる
なんてことになりかねません。
何より、そんなの面白くないよね!

というわけで
彼らの頭に知識を突っ込むというのは
夢工房の役割ではないので
彼らが自ら高いレベルの知識や技術を掴みに行くような
マインドを育てる必要があるのです。

でもそれって、これと言った方法があるわけで無し
なかなか難しいし、継続するのは大変なことです。
ここまで行けば完成!
なんてことも無いですしね。

やってる本人は、もっと大変かでしょうけどね。

でも、学生達の日々の成長は目を見張るものがあって
これがなかなか面白い。

コロナ禍だと、本来やるべき事が普通にできないもんで
色々工夫する必要があるのだけど
それがまた良いのです。
皆が自律性を持って工夫する必要がありますから。

振り返れば
海外遠征の時にアメリカの同時多発テロが起きた時や
SARS騒ぎがあった時
そんな時ほど学生達の成長は著しかった気もします。

そんなの無くても結構成長しちゃいますけどね。

ともあれ、想定外の出来事は
人を成長させるのですね。
そんなことを日々実感してます。

今日は西の卒業生と

もう週末だ。
一週間経つのが早い!
というか、もう秋だよ!
一年なんてあっという間!

今日は、関西方面で活躍している卒業生と話ができました。
最近は親元を離れたがらない若者が多いそうですが
ウチの卒業生の多くは、躊躇無くどこへでも行っちゃいます。
環境をはじめ、あまり枠ってのを意識しないんでしょうね。

仕事の内容も枠を意識せずにワイドに動くのが彼らの特徴です。
例えば、設計と作りの現場との境目を軽々超えていくとか。

設計の仕事って、図面とか書類とにらめっこばかりしている
一般的には、そんなケースが多いのかもしれませんが
現場に行って色々見た方が話が早いし
何より面白いじゃないですか。

そういうのが新人のうちから身に付いてるので
仕事が楽しく感じられるのでしょうね。

こういうのも
夢工房のように設計と製作の現場が一体になっている環境
だからこそ身に付けられるのではないかと思っています。

あと、ウチの卒業生の特徴としては
久々に合って話をしても
あまり会社の愚痴を言わないってところかな。

色々問題が起きたり、課題があって
努力や工夫で乗り切ってる
という話は多いかもしれません。
そういうのは、こっちとしても有用な情報です。
現在の環境をどうしていったら社会のニーズに応えられるか
という参考になりますから。

何より、ヒーヒー言いながらも仕事が充実している
そんな彼らの話を聞くのは楽しいものです。

今後は、卒業生達と現役生達の繋がりを
いかに新しい形で結びつけていけるかというのが課題です。

よく部活なんかでありがちな
OBが後輩に威張るとかそういうのではなく
お互いに色々と発見があって
それが社会の発展のほんの一材料でも良いので
何か良い原動力になるような
そんな方向を模索していく必要があると思っています。

コロナ禍の今だからこそ
そういうネタを熟成するチャンスなのかもしれません。

さてさて、どうしようかな。