キミは完璧か?

完璧じゃないよね。
完璧だったら学校行ってないもの。

人間死ぬまで完璧になんてなりませんけどね。
でも、今のままじゃ満足いかんのですよね。

夢工房の学生達も
全く完璧じゃありません。

むしろ、コロナ禍でリセットがかかったような状態からの再スタートなので
ジタバタもがいてます。

そういう状態でも、理想は高く!
それが大事。

ゴールを低くセットして妥協し始めたらキリがありません。

でも、理想を高く設定すると
なかなか上手くいきません。
そりゃそうだ。

で、多くの場合、どういったことが起きるか…

学校教育は、正解不正解の世界です。
そんな環境で長年やってきたら

アイデアを出すのだって
設計するのだって
「正解を出さなきゃ!」
「完璧にしなきゃ!」
みたいな考え方をします。

すると
何もできなくなっちゃうのですよ。

だって、不正解を出すのなんてイヤですから
アウトプットできない。

でも、経験の無いことをやっているのだし
まして、世に無い新しいものを作っているのだから
いきなり完璧なものなんてできるわけないのです。

なので
延々と考え続けるとか
思考停止するとか
そんなことになります。

そうなると開発は止まって
間に合わない
という最悪の事象が発生します。

それは最悪です。
プロジェクトの「死」です。

では、どうしましょうか?

まずは考えましょう。
でも、考えて良い時間を見積もった上で。
ダラダラと延々とはダメ。

そして、ダメでも良いからアウトプットしましょう。
沢山アウトプットしましょう。
すると、何がダメなのか分かります。

これ、学生には難しいことです。
正解じゃ無いことを承知でアウトプットするのは悪い子ですから。

でも、良いのです。

だって、分からないものは仕方ない。

でも
考えないで聞く
というのは最悪です。

考えずに楽に手に入れた情報は
あまり役に立ちません。

成長というのは
現状から変化する
ということですから

ダメでも良いので現状の考えをアウトプットして
それに対する評価を元に
考え方を変える

そうやっていけば成長できます。

大事なのは
正解を出すことでは無く
できる自分に変化していくことです。

「思い」が「考え方」を決めます。
「考え方」が「行動」を決めて
それによって「結果」が決まります。

これらの根源の部分の
「思い」とか「考え方」
それらを変化させることが最重要。

知識とかスキルは
知りたい!
できるようになりたい!
という気持ちが
「思い」があれば行動しますので
手に入ります。

これを凄いスピードでやれば
「できる自分」に変化していくことができます。

ちょっとずつの変化を
凄いスピードで回していく

これです。
いっぺんに大きく変化するのはとても難しいですが
これが継続できれば、大抵は凄いことになります。

現に、今いる1年生達は入学してから4ヶ月。
彼ら自身は、納得いく開発レベルとスピードになっていないと思っているでしょう。
遅れることも失敗することも多々あります。

しかし、普通は4ヶ月で
これだけのことができるようにはならないと思います。
知識やスキルはもちろん
メンタルタフネスだって
何もしない1年生に比べたら
そりゃぁもう大したものです。

これを4年間継続できたら…
凄いことが起きます。

そう、やればできるのです。
どうやるかが問題です。