お勉強のお話し

学校では色々お勉強するわけですが…

義務教育の時の内容って
国語や算数、理科などにしても
すぐ役に立ちますよね。

本が読めるようになったり
八百屋さんでお買い物ができるようになったり
自然現象が理解できて、少々利用できるようになったり

いずれも即効性のある内容だったりするわけです。
まぁ、義務教育ですから
そういうものでしょう。

対して
大学の勉強はどうでしょう?

難しい理論とか公式とか
覚えられないと試験で点数が取れなくて留年するとか
そういった問題はあるものの

実生活ではほとんど役に立ちません。

ヘタすると、卒業するまで必要無い内容だったり
一生使わない内容だったりもします。

さらに、一体何の役に立つのかすら分からなかったりもします。

教員がこんなこと言ったら怒られるかもしれませんが
そういうものができるようになるモチベーションの源泉が無いのですよね。

あるとすれば
留年したくない
とかのネガティブ方向の動機です。

これ、どうなんだ?と思いませんか?

やはり、好きな分野を学ぶために勉強するのですから
知ったことをすぐ実践できれば楽しくなるし
楽しいことなら当然学習効果は高いのです。
実践を伴うことであれば、忘れることもありません。

凄く当然のことなのですが実際はそうはならず
我が国の教育はこれまで通り
逆方向に行こうとしている気がします。

これでいいのかなぁ
と思う反面

だからこそ夢工房は
為すべき事を為さねばならぬ
頑張らんとな
と思うのです。

我が東京電機大学は
「実学尊重」
ですので、まだマシなのでしょうけど
改善の余地はあるでしょうね。