未来予測とその対応 その10

おお、もう10コ目ですね。

・「大学を卒業しても学び続ける力」を身に付けさせる。
これは日本の大学が、社会がおろそかにしてきたこと。

これについては、大学がおろそかにしてきたというより
学びの形が「外部から突っ込む」だから
こうなっちゃうのは当然だと思ってます。

まぁ、その状況に対して
問題意識を持たずに放置してきた
というなら「おろそかにしてきた」
ということになると思います。

本来「学び」は、自分に必要だから
自ら得るものだと思います。

しかし
やりたいことをやるために大学に行ったら
何に必要なのか分からないままに
難しいことをやらされる
みたいなことになっているのが現状です。

何に必要なのかよく分からないけど
理解している。

もしくは

何に必要なのかよく分からないから
理解する気になれない。

というようなことになっているのだけど
学生はその状況に対して
別に不満は無いでしょう。

「そういうもんだ」
と思っているのではないかな。
だって、ずっとそうやってきたもんね。

学校側も
「教える」
とはそういうものだ
と思っているでしょう。

長くなっちゃいましたけど
必要性を感じないことをやらせるのなら
「自ら学び続ける」
なんてのは成立するわけがない
と思います。

社会人が自ら学ぶのは
それが必要だと思っているからです。

「あー、学生の頃にもっとやっておけばなぁ」
なんて台詞をよく聞きますが
それはあり得ません。

だって、学生の頃は必要性を感じなかったのですから。

そんなものは、卒業したらすぐ忘れちゃいます。
いや
すぐにでも忘れたいでしょう。

それは、世に出て役立てるためのものではなく
期末試験をパスして
進級とか卒業するためのものだったのですから。

役目を果たせば用無しです。

私は速攻で忘れました。

でも、興味があった科目は
驚くくらい覚えてますけどね。
「この技術をレースで使ってやる!」
って思ったものなどは特に。

なので、夢を叶えるためのチャレンジに伴う経験は
もの凄く勉強になるってことです。

必要性を感じて自ら学び
実際にそれを使う。

そういうのは絶対忘れませんから。