未来予測とその対応 その9

そして、これ。

・1年生は期待している。そのうちに応える授業をやる必要がある。
産学連携授業など。プロがやっても難しい課題を1年やると勉強の必要性が分かる。

これまた超重要です。

なぜって、ものごとは最初が肝心だから。
第一印象から受ける影響は大きい。

学校に入るとき
期待と不安があるはずだけど
この期待に応えているのか
もしくは上回ることができているのか

それによって、その後が大きく変わってきます。

経験上、一年生でものづくりの経験を得ると
その後が大きく変わってきます。

もちろん、最初の経験による自信が付くでしょうし
さらにその上に行きたくなる。

失敗したって良いんです。

それによって何が足りないか分かるし
失敗に対に対して、どうしたら良いか分かる。

授業で学ぶことは
興味も関係もないこと
ではなく
「自分ごと」として受け入れられる。
もちろん「何でも」というわけにはいかないでしょうけど
興味の対象が明確になっていますから
それに関わることに対しての興味も大きくなるでしょう。

一度、手を動かしてものを作る経験をすれば
未知のことに対しても
ある程度の見積もりができるようにもなります。

学校としては
そもそも、一年生の期待について知ろうとしているのか否か
というのは課題でしょう。

今どきの学校、先生は
何かと雑務に追われて忙しいです
が、言い訳はできませんね。

産学連携とか、プロがやっても難しい課題を…
という件ですが
確かに、そういったものに関わるのは大事なことです。

できるか否かはさておき
学校レベルと社会とのギャップは見えますから。

それによって
学生の時期をどう過ごすべきかという
指針が建てられるでしょうし。

ただ、この件
先入観を持たない一年生が意外と良い働きをする場合があって
結構侮れなかったりもします。

それはもう、モチベーション次第ですね。