便利でお得で安心安全そして快適

タイトルにあるようなものを多くの人は欲しがりますが
その時には必ず何かを手放している
ということを意識しているでしょうか。

分かりやすいところで言うと
お金ですかね。

お金を払って保険に入る
とかね。
安心は手に入るけど
お金は失うわけでしょう。

お得だからって
ポイントカードを使っても
何かを失います。
消費者の購買情報などは
皆さんご存じだと思いますが。

他にも、レジでカードを使用する時間とか
財布の中のスペースとかかな。
いつの間にか財布の中がポイントカードとか
レシートとかでいっぱいになっていて
お金のための入れ物なのか
ポイントカードとレシートのための入れ物なのか
分からなくなっちゃったりしていませんか?
気付いたら、ポイントカードとレシートを運ぶための
大きな入れ物と化していたりして。

これらは単なる一例であって
別にそういうのをやめろ
という話しではないのです。

人は持っているものを手放すのは怖いので
気付くと余計なものを色々持っていたりします。

長くなりましたが
「お得」だからポイントカードを持つとか
面倒だから「楽をするために」レシートを財布に入れたままにする

そういうのもに対して
普段はあまり意識はしていないと思うのですが
それらは確実に小さな負荷やノイズとして
本来力を入れるべき事を妨害するわけで
その時の自分の価値観に照らして損出が無い気がしているだけです。

こんなのは一例に過ぎなくて
身の回りを見渡してみれば
結構余計なことをしてたりするものだし

リスクを取りたくないけど
何か凄いものを手に入れたいとか
矛盾に挟まれてたりもするわけです。
これ、何度かネタにしてますが。

あなたはタイトルにあるようなものが本当に欲しいものですか?
それが人生のゴールですか?
その辺を再考してみると
いろいろ整理できて
うまくいくことも増えると思いますよ。

20代の過ごし方

もっとバカなら良かった
と思います。
別に今も昔もそんなに賢いわけではないですが。

色々やったけど、まだまだできたはずだ
もっとバカになってガツガツやっとけばよかったかも
なんて思います。

別に後悔はしてないけど。

「まだまだできたはずだ」なんて思ってる時点で後悔してるんじゃないかって?
そうかもしれない。
じゃ、「クヨクヨしてない」(笑)

どんなに賢くても
ダメなものはダメで
どんなにバカっぽくても
いけるヤツはいける。

どうせ多少賢そうでも
ベテランから見たら大したことなかったりするんですよ。
だって経験が無いから。
多少何かを知ってたとしても
別に特別何かをできるわけじゃないですから。

むしろ多少バカっぽくて元気がある方が期待が持てる。

現状を自己評価したりすると
多くは、ついつい短所にフォーカスしちゃうんじゃないかな?

現状を省みるという点では
そういう見方をしても良いのだけど
その後の
「じゃ、どうすんの?」
という段になって
現状を言い訳にして
諦めるとかってことになりがちじゃないかな?

何か理由付けしてやらないって
一見賢そうだものね。

でも、自分への裏切りになるから
あまりお勧めしません。

それに、短所を潰し込んだとしても
面白くはなりませんよね。

え?
面白くなくて良いの?
そりゃもったいないことだなー。
人生、一回しかないのにね。

綿密に計画して
失敗の無いように…

まぁ、時としてそういうのも良いのだけど
特に人のために何かをやる時は
そういうのが良かったりすることもあるのだけど

それが自分のことの場合は
出たとこ勝負でやっちゃえよ!
と言いたい。
結果がどうであれ
必ず得るものがあるから。

特に、経験が無いことだと
恐れを含めた思い込みが強い場合があるので
考えれば考えるほど腰が引けてしまう。

高飛び込みってあるでしょう?
高い飛び込み台からプールに飛び込むヤツ。
高い橋から川に飛び込むってのでも良いし
バンジージャンプでも良いのですが
アレ、飛び込み台に立つと怖いわけですよ。
そこで考え始めちゃうともうダメですね。
どんなに時間が経っても
その状況に慣れて怖くなくなることなんて無いですよ。

怖いことしか考えてないので
どんどん余計なことを考えて深みにはまって
どんどん怖くなっていくから。

なので、「行く!」って決めたら
ドーン!と行っちゃわないとダメなのです。

そう。
今は考えるばかりじゃなくて
やる時なのかもよ。

そういうお前はやったことあんのかって?

高飛び込みは5mだったか7mが限界でした。
10mは無理だったなぁ。
バンジージャンプは120m行きました。

120mは凄いですよ。
頭では「死ぬわけないんだから行く!」って決めていても
体が拒否しますから。
「行ったら死ぬぞ!」って。

そういうのを別としても
やりたいことは結構やってきたと思います。

もちろん最初はカッコ悪くて
うまくいかないことも多かったと思うけど
諦めないで続けてると
そのうちに、ちょっぴりうまくいくんですよ。

ダメだった以前
に比べて
うまくいった

これが面白さの一つじゃないかな。

本を読もう

前にも投稿したかもしれませんが
そもそも私はそんなに本を読む方ではありませんでした。
学生達と付き合うようになってから
急激に読書量が増えたと思います。

最近は、8冊の本を同時に読んだりしています。
もちろん、いっぺんにではなく
同時進行で順繰りに、ってことですが。
というのも、興味のある本を入手しちゃうと
今読んでいる一冊を読了してから…というのが我慢できないんですよ。
時間がもったいないってのもあるし。
特に今年は、どうにもうまく行かない年なので
来年に向けて吸収する時期にすると決めているのです。

実は、複数の本を同時に読むのはそんなに難しいことではありません。
だって、学生なんて一日に複数の授業を細切れに受けて
それを毎日繰り返しているでしょう?
「続きはまた来週!」
みたいな感じで、一週間も時間を空けたりして。
それに比べれば、どうってことはありません。

本を読むことで色々な知識やノウハウを知る
というか
他人の経験を知ることによって
自分の経験を擬似的に拡張できる
(正確には、知識を拡張する…ということですが)
これ、凄いことだぞ
とつくづく思います。

素敵な経験、壮絶な経験
他人の色々な経験を
自分に取り込んで擬似的に拡張できるんですから。

本のような記録媒体が無かったら
自分の一生を掛けて
自分でやってみた分の経験しか得られないですものね。

それを、時間や地域を飛び越えて
色々知ることができるなんて凄いでしょう?

でも、色々知って満足するか
それだけでは満足できなくて
やらずにはいられなくなるかは自分次第ですね。

知って満足しちゃっても、それはそれでも良いのでしょう。

でも、色々知ってて覚えている凄さは
できる凄さには敵わないわけで
個人的には、できる凄さに興味が湧きます。
だって、知ってる凄さじゃ
自分は大したレベルにはなれないと分かっているから(笑)

それにね
知ってるだけじゃ、何にもなっていないんですよ。
頭の中にあるだけで
他人からは見えないし
見えないんじゃ面白くないでしょう?

だったら、何かできる方が面白いですよね。
自分も周囲も。

本で色々知っちゃうと
色々やりたくなっちゃうのですが
何も知った通りのことをやる必要は無いですよね。

凄いことをやった人の本を読んで
「こんなことできねーよ!」
なんて思う必要は無いのです。
(これ、やりたくない言い訳で
つまらない人生のスタートです)

ビギナーならレベルの低いことからでも良いのかもしれないし
そんなんじゃ我慢できないなら自分なりにベストを尽くしてみれば良い。
同じなのが嫌ならアレンジしてみれば良いし
ストーリーの中から参考になるものをピックアップして
まったく違うことをやる参考にしても良いわけです。

よーし!来年はやるぞ!!

あ、今年もやりますけどね。