小さな成功体験とは言いますが

「小さな成功体験を…」
同意はできるのだけど
ずっと違和感を感じていました。

確かに小さな成功は
小さな自身を生みますし
その後の動機にもなり得ます。

なのに、どこが悪いんだ?
と言われれば
別に悪くはないので否定はしません。
そうしたい人は、そうすれば良いのですが…

そういうの嫌なんですよ。
正確には
そういうのばかりじゃ嫌。

良いとか悪いとかの問題じゃなく
そういうのばかりじゃ面白くないんです。
もっと大きなチャレンジをして欲しい。

だって、やればできるんだから。
本人がそれに気付いていないだけです。

地道にやっていくのは大事です。

でも、小さな成功体験を積み重ねていくと
大きな成功になるわけではありません。

常に小さなゴールをセットしていると
大きなゴールをセットできなくなるし

大きなゴールをセットしないと
そのために必要な思考が手に入りません。
例えば
達成に必要なものを逆算して想像するとか。

そして
小さな成功そのものから学べることは
実はそれほど無いのです。

「成功」の前には
「チャレンジ」があるはずで
仮に労せずに成功したところで
そこから何が学べるのか?
どれだけ成長するのか?

そう
失敗が必要です。
絶対に。

そしてその後の
「で、どうすんの?」
の中に、やった人にしか分からない
教科書にできない学びがあります。

そんな学びを沢山含んだ
良質な失敗をして
大きなゴールに到達して欲しいのです。