失敗しようぜ!今すぐに!

近年、若者には課題解決能力が求められているって言うじゃないですか。
答えのない問いに対して問い続ける能力
とか言いますよね。
なんか難しい表現だな。

話を簡単にするとこういうことですよ

速いレーシングカーをつくる
これを課題としましょうか。

これに正しい答えがあると考えると
エンジンの馬力を大きくするとか
ウイング付けてダウンフォースをとか
そういう既存のやり方で性能を上げるってことになります。
そういう風にして性能が上がるのだから、それは一つの正しい答え。

でも、実際は
「速い」の実現方法は沢山あるわけです。
だって、前提条件として既存の方法を使えなんて一言も言われてないわけですからね。
今現在、世に無いやり方を考えるなら、それこそ方法は無限にあると言っていい。

さて、そうなると色々アイデアをひねり出す必要があります。
ただし、正解なんて無いのだから、それはダメな方法かもしれない
やってみないと分からない。
それを確認するためにトライ・アンド。エラーを繰り返す必要があるってことですね。

もちろん、その過程ではエラーが発生します。トライとエラーですから。
ダメかもしれないけど仮定してみて確認する。
その結果から、何がダメなのか、どうしてダメなのかを考えて、再度トライする。

さて、ここに現代の問題が露呈します。

ダメなものを出せないのですよ。
だってダメそうだから。

ダメなものを出さなければ、何がダメなのか、どうしてダメなのかは分かりません。
なので、どうしたら良いかは分かりません。

でも今まで、ダメなものを出すと、授業だと点数もらえない。何も得しない。
ヘタすりゃ、怒られたり、否定されたり、バカにされたり…
とにかく、ダメなもの出しちゃダメ!ってトレーニングされてきたものだから、そうしてしまうのは仕方ないのです。

そう、これは本人の責任じゃないんですね。
年長者や環境の影響でそうなってしまってるんです。
とはいえ、誰も責任取ってくれませんが。

なので、夢工房では
ダメでも良いから出そうぜ!すぐ出そうぜ!どんどん出そうぜ!
というふうにやってます。

あと
失敗に対してどうするか?
ですね。

いいじゃん、どんどん失敗すれば。
何で失敗したか?
次はどうしたら良いか?
それを考えて次の行動に繋げることができたら、それはそれで一つの成功ですよ。

チャレンジャーはチャレンジできる必要があります。当たり前だけど。
チャレンジは、リスクを取って、やるってことです。

何でリスクを取れるかというと
その先にあるゴールの魅力の大きさによって、相対的にリスクを最小化できるとか
そもそもリスクをリスクと思わない価値観を持つとか
色々あるでしょうけど
ダメでもいいじゃん!失敗してもいいじゃん!
で、前に進んでいけるのも重要です。

もちろん、考え無しに行動するのは問題ですけどね。
考えすぎて時間を無駄にしちゃダメ。

以前、学生に対して
「社会に出たら失敗は許されないんだよ!」(だから失敗すんな!)
というステキなアドバイスをしてくださったベテランの方がいらっしゃいました。

学生に社会のシビアさを教えてくださるのは大変有り難いのですが
「まぁ、そうなんだろうけど、あんただって若い頃は散々失敗して
その中から学んで成長してきたんじゃないの?」
と思ってしまいました。

かなり腕の立つ方だったので、多くの失敗を経験したはずです。
もし失敗が無いなら、その方から学ぶことはありません。

自分は失敗から学んで
若いコにはそれをさせないというのはずるいですね。

私だって、かつてはさんざん恥ずかしい失敗をして、その中から色々勉強させてもらったクチですので、学生達にはそれを上回る最高に恥ずかしい失敗を…じゃなくて、有意義な失敗を沢山して、その中から学ぶ経験をしてもらいたい。
頑張ってチャレンジしたら、無駄な経験なんて何一つ無いです。

若いっていいですね。
時間をいっぱい持っているわけだから、それだけで大きな可能性を持っているということですものね。
…有意義に使うならね。

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