最近のバイク CRF450Rその2

前回の続きでまたまたCRFです。

なんとモトクロッサーにスターターモーターが付いてます。

今どきのモトクロッサーはスターターモーター付いてるのが当たり前なのか?
と思って調べたら

ホンダ あり

ヤマハ あり

スズキ なし

カワサキ あり

という結果でした。

装備が増えるのは、競技車両として最も大事な要素のひとつである車重に効いてくると思いきや、あまり変わりませんね。
コストもしかり。

モトクロスはスプリントレースなので、何かイレギュラーが起きない限りエンジンの再スタートはないと思うのですが、それでもスターターモーターがあった方が良いんですね。
まぁ、高圧縮の大排気量単気筒はエンジン掛けるの大変ですからね。
温間でエンストしたときの再始動なんてうんざりしますからね。

もちろん、車重もコストも大幅に変わらないのは設計的には凄く頑張った結果だと思うんですが、それにしても凄い時代になってきたなぁ。

ハンドル右側には

スタータースイッチ

なのですが、これがスタータースイッチ以外に、スタート時に使うローンチコントロールのモード切替スイッチも兼ねています。
エンジンスタート後に長押しで3段階に切り替えできます。

そして左側には

2つのスイッチボックス

グリップ側のスイッチボックスの赤いボタンはキルスイッチで、青いのはエンジンモードの切替スイッチです。
モードは3種類のレスポンスを選択可能。

そして右に見える緑のボタンはトルク特性の切り替えスイッチ。路面コンディションに合わせて3種類から選択可能。

いやー、凄いですね。

私が昔エンデューロやってた1990年頃はキルスイッチしか付いてませんでしたからね。

その当時は、XR600Rという空冷単気筒のバケモノみたいなマシン(あくまでも当時は)でレースに出たりしてましたが、このCRF450Rは、はるかに上を行く性能なのでしょうね。

そうそう!キャブレターだった頃のCRFはちょっとだけ乗ったことがあるのでした。
現行はもちろんフューエルインジェクションですが。

あれはあれで凄かったなぁ。